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金庸 秘曲・笑傲江湖 第三、四巻


 断続的に読んでいる金庸「秘曲・笑傲江湖」。先日の第一巻、第二巻に引き続き第三巻と第四巻を読む。第一巻、第二巻同様、非常に求心力の高い物語が展開、全く長さを感じさせないほどだ。

 「独孤九剣」を習得し突然驚異的に強くなった正派・五岳剣派の一つ崋山派の令狐冲(れいこちゅう)だったが、師父である岳父群に「福威鏢局」の武術・辟邪剣法の秘伝の書「辟邪剣譜」を奪ったと誤解されてしまう。さらに令狐冲は成り行きから正派の宿敵で魔教とも呼ばれる邪派の奥義「吸星大法」を習得してしまう。ほとんど無敵になった令狐冲は、やがて五岳剣派の中に陰謀の匂いを感じ始める…

 今回も、第三巻での盈盈との出会いのくだり、第四巻での「吸星大法」を習得する顛末など息をも吐かせぬ面白さ。途中で読むのを止めるのが苦痛なくらいに面白い。
 とうとう真のヒロイン盈盈の登場だ。邪派の下っ端を震え上がらせ、少林寺の手練をも秒殺する武術の持ち主でありながら、超キュートな美少女というこのギャップがすごい。三巻まででは出番はそう多くないが、その印象は強烈である。しかも、四巻には全く出てこない!
 四巻では全然違うほうに物語が進むのだが、儀林の再登場、恒山派と嵩山派の対立などで倦むことがない。この辺の物語の進め方が本当にうまい。
 令狐冲という人物は、第一巻からそうだったがあけすけな性格で、色魔の大悪人とされる田伯光と兄貴と呼び合ったりしている。それが嵩じて、魔教の連中ともなんとなく仲良くなってしまうのだが、そういう彼の性格設定そのものが物語の進め方に絶対必要なファクターになっているところがまた巧みだなあ、と思う。
 だんだん新しい剣法や能力を身につけてレベルアップしていくあたりはRPGふうで若い読者にも読みやすそうだ。内力・内功はMP・魔法みたいな感じで理解するといいだろう。

 というわけで、2冊800ページをあっという間に読破。早くも半分以上を読んでしまった。今後はこれまでにも物語の所々で語られた怪人・東方不敗がいよいよ登場するか。残り3冊、早く読みたいような、読んでしまうのがもったいないような。
.25 2009 アジア・アフリカ文学 comment0 trackback0

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