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中村光 聖☆おにいさん 第1巻


 ちょっと前に何かで紹介されていて、そのうち読もうと思っていた作品。そのうちなどと思っていたのは大きな間違いだった。今すぐ読もう。
 タイトルは「セイント・おにいさん」と読む。
 これはある意味コミックと言うもの到達したひとつの極限、といっても過言ではないかもしれない。

 長期休暇をもらって天界から地上にやってきたキリストとブッダの二人は、東京・立川でフツーの青年に成りすまして暮らしている…というとんでもない設定。で、キリストとブッダという史上最高のコンビが21世紀日本を舞台に様々な時代錯誤やカルチャーショックや奇跡を繰り広げるコメディだ。笑わせるパワーは強烈で、はじめの1ページからいきなりトバしている。爆笑必至だが全く下品にならない稀有なコメディマンガだ。

 それがなぜコミックの極限なのかって?
 キリストとブッダという二人はキリスト教と仏教と言う世界有数の宗教の教祖で、彼らの人生は様々な奇跡の伝説に彩られていて、死後二千年以上が経った今でも世界中から尊敬と愛を集めている存在なのだ。この作品はそんな彼らが、東京で一人の若者として生活したら、という奇想から生まれたものなのだが、その突拍子もない発想もさることながら、彼らの伝説上の行状と現代日本の様々な事柄を組み合わせてなにげに笑わせてしまう。特にサウナで出会った極道の方とキリストの会話はすごい。この発想には驚かされる。

 これは日本と言う国でしかありえないマンガだ。徹底的に平和なマンガである。熱心なクリスチャンの方が読んだら墳飯物なのかもしれないが、我々一般の、無神論者の日本人から見るとこんなに面白いマンガはない。ただしキリスト教、仏教それぞれに多少知識があったほうが楽しめるのは間違いない。これを読んでピンとこないようなら自分の不勉強を反省する必要がありそうだ。
 キリスト教はともかく、仏教の知識なんてないよ、という人はぜひ手塚治虫の「ブッダ」を。この作品中のブッダも愛読していて、お奨めの名作だ。

 これはまだ第1巻しか出ていないのだけど、はたして今後どう展開していくのだろう。キリスト、ブッダときたらもう一人、世界でも重要なアノ宗教の教祖ムハンマドの登場を期待してしまうが、もしも彼を登場させて絵にすれば作者は原理主義者のテロリスト集団に命を狙われる事になること間違いないしだ。だからその案はナシね。でもキリスト、ブッダ、ムハンマドの最強トリオ、ちょっと見たかった。
.06 2008 コミック comment0 trackback0

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