Ubuntuを使ってみる

2008-04-24-Thu-20:42
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 Ubuntu (ウブントゥ)とは、Linaxの派生ディストリビューション。すなわちフリーのOSである。OSというと皆さんが使っているWindowsやMacOSが一般的で、Linaxはこれまで開発者とかサーバー向けか、あるいは古いパソコンでもそれなりに動く非常用のOSと位置づけられてきた。
 しかし、このUbuntuはどちらかというとWindowsやMacOSに対する代替OSとなれるものとして開発されていて、とてもグラフィカルでユーザビリティ。反面Linaxとしては結構重い。

 我が家には使っていないNECのノートPCがあるので、それに導入してみる。これは元々MEマシンで、知人から譲り受けたもので、リカバリCDなどはなく、Windows2000をインストールして使っていた。CPUがDuron800Mhzのもの。メモリだけは384MBに増設してある。Ubuntuの最低動作環境としてメモリ256MBとあるのでその辺はクリア。
 まずUbuntuの日本語サイトからダウンロードしたファイルからCDを作り、これをPCに入れて起動するとUbuntuがCDから起動してくる。この状態でもネットアクセスをふくめ様々な機能が使え、例えばHDDの調子が悪いときなどの非常用のOSとして使うことも可能。この時点で、LANカードやディスプレイアダプタなどのドライバのインストールが不要な事がわかる。このPCにWindows2000をインストールした時には、まずLANカードのドライバCDを探し、それが終わったら他のデバイスのドライバを探してネット上をうろつく破目になったが、そんな手間は一切なし。
 これでずいぶん使えそうという確信を得たが、CDから起動していてはシステムの変更ができない (記録できない)し、動作も遅い。さらにはセキュリティ上の問題もある。
 ここからデスクトップにある「インストール」をクリックするとPCへインストールされる。当然これまで入っていたWindowsとはおさらばだ。ツインブートもできるそうだが、残さないといけないデータもないので今回はクリーンインストール。結構時間はかかったが、小一時間でUbuntuノートが出来上がり。
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オープンオフィスなどアプリケーションもインストール済み。ブラウザは使い慣れたFirefoxが標準装備。もちろんCDドライブもLANもマウスもディスプレイドライバも自動認識。どうやらモデムも自動認識しているらしい。ちなみに当然だろうがUSBメモリも即自動認識した。USBメモリやCDが入るとアイコンで表示される。このあたりはMacOSっぽい。ちなみに、ドライバがややこしく、ナントカマネージャとか余分なソフトが必要で、Windows2000で使っているうちうまく動作しなくなり、壊れていると思い込んでいたNEC製の無線LANカードが、ドライバもなしで平然と動作したのには驚いた。

 ウインドウズのネットワークにも簡単に入ることができて、我が家では他の2台のPCのデータを利用できる。
 下のスクリーンショットはブラウザを表示したままネットワークでメインのPCにアクセスしているところ。
Screenshot.png


 ところで通常OSというものは一つのドライブに一つしか入れられない。ツインブートする場合はHDDが物理的に2個あるか、CとDのようにパーティション分けされている必要があり、しかもOSをインストールしたドライブのデータは失われる。その辺の制約もあって、他のソフトと違ってOSをちょっとインストールしてみるわけには行かなかった。ところが、このUbuntuの場合、wubiというインストーラーを使ってインストールすると、Windowsのシステムの中に、Ubuntuをインストールできる。これを使うとWindows上からはUbuntuの構成ファイルがあたかもWindowsのソフトのように見える。したがってWindowsのファイルに全く影響なくインストールできる。これは超便利。ただしインストール中にファイルをダウンロードするのでこれに結構時間がかかる。それとクリーンインストールよりも重いのだそうだ。
 比較的最近(ここ3年くらいの)のPCなら、HDDの容量を10GBくらいUbuntu用に用意できればOK。興味のある人はこのやり方で入れてみるといいだろう。

 しかし、これを導入する意義はどこにあるのか。メーカー製のレディメイドのオールインワンPCならはっきり言って必要ない。だが自作派・中古派の人にとっては、WindowsやOfficeはあまりにも高価かつ面倒臭い。今、あのわけのわからないリサイクル法の影響で家に遊んでいるちょっと古くなったけどまだ動くPCって結構あるんじゃないだろうか。そんなPCにぜひ。…でもメモリが足りないかな?
 ちなみにUbuntuとは南アフリカのバントゥー語群の言葉で「他者への思いやり」などの意味をもっているのだそうだ。

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