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クレー ART BOX 線と色彩


 図書館で見つけた、クレーの小さな本。 これはベルンの「パウル・クレー・センター」開館を記念し、2006年に東京・大阪等で開催された「パウル・クレー展」にあわせて編集された図録なのだそうだ。

 クレーについてはこれまでにも2度ほどこのブログでも取り上げた。画家自体を紹介した「パウル・クレー」と画集のレヴュー「MINMIN VS KLEE」。この事からもお分かりいただけると思うが、私はクレーの絵画が大好きである。で、これは図書館でぱらぱらめくってみて結構知らない作品があったので借りてきてみた。
 この本はクレーのバイオグラフィに沿ってそれぞれの時期に描かれた作品がまとめられてそれぞれのパートを構成し、その合間合間にクレーの孫アレクサンドルの解説やクレー自身の日記からの引用、さらに谷川俊太郎の詩などが挟まれた、読み物としてもなかなか興味深いもの。
 展覧会の図録という本の性格上、いくつもの傑作が漏れてしまっているが、作風の変遷がこの本一冊で鳥瞰できる仕掛けになっている。 
 たとえば最初の方に、1908年から1912年にかけて描かれたペン画が数作あるが、具象的な風景が徐々に彼一流のやり方で抽象化されていく。これを見ておくと彼の世界がどういう手順で抽象化されたのかがよく理解できる。
 そしてクレーという画家はある一定の技法を繰り返し試して作品を生み出すと、次にはまた別の技法を試していったのだということがわかる。私は彼の事を、多彩な技法を持った画家だと思っていたが、実はそうではなく、次から次へと新たな技法を生み出し試していったのだという事がわかるのである。
 と、いうわけでクレー好き必携の本。

 ところでクレーって日本人に特に人気があるんだそうだ。なぜだろう。日本人は抽象画なんてだめなんだとばかり思っていた。
.07 2008 ART comment0 trackback0

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