スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

トーベ・ヤンソン 猫


 火曜日はねこの日♪
でも写真撮りに行ってもこの暑さではねこなんていないし、ネタがないので、RINRINの中学3年の教科書に載っていたトーベ・ヤンソンの短編小説「猫」を読んでみた。

 少女ソフィアはマッペという猫を飼いはじめるが、このマッペも大きくなると狩猟本能が目覚め、外に出かけては小鳥を狩って来るようになる。ソフィアは小鳥を殺すマッペが許せない。やがてマッペは外猫になって家に寄り付かなくなる。
 ある日、ソフィアは別のおとなしい猫スヴァンテとマッペを交換してしまうが…

 う~む。数ページの短編ながら、中学生が読むにはかなり高度な小説だ。ムーミンもそうだがトーベ・ヤンソンの小説は独特の雰囲気があって、日本の児童文学のように登場人物の心情のすべてを語ってしまうタイプの小説ではない。この小説でも、物語の核心は明らかにはならない。最後にソフィアはやっぱりマッペがいいと言いだすのだが、なぜソフィアがおとなしいスヴァンテよりも野蛮なマッペを選ぶのか、その気持ちは語られない。
 猫好きとしてはもっと猫自体をいきいきと描いて欲しかった気はするが、もともと猫がテーマの作品ではないので…

 さて、これは教科書なので、この小説のあとに生徒への課題が書いてあるのだが、そのひとつに「ソフィアがマッペを愛している理由を考えよう」というようなことが書いてあるが、これは、設問としてどうだろう?愛に理由なんかあるはずがないではないか。
マッペが野蛮だろうが、もし不細工で汚かろうが、飼い猫は家族の一員である。愛するのは当然ではないか。

 この作品は「少女ソフィアの夏」という短編集の中の一作らしい。児童文学っぽいタイトルだが、これだけを読んでもかなり渋い作風。機会があったらちゃんと読んででみたい。
.14 2007 ねこの本 comment2 trackback0

comment

国語の教科書にトーベ・ヤンソンですか。
最近は漢籍以外の海外文学も国語で扱うのですねー(昔からそうでしたっけ?)。うらやましいなあ。このお話も面白そう。

私は国語は大の得意科目でしたが、設問の意味は時々理解しかねましたね。そんなことを考えさせていったいどうする気だろう…とむしろ質問者の心理のほうが気になったりして。
2007.08.15 07:00 | URL | ntmym #- [edit]
教科書、侮れません。
このブログでも子供たちの教科書出典の記事がいくつかありますしね。

現代国語って、授業でも試験でも設問の意図が不明なこと、多いです。
子供たちにはそういう設問のようなものに縛られる読み方をしないようにしてほしいですね。
2007.08.15 21:24 | URL | piaa #- [edit]

post comment

  • URL
  • comment

  • password
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://piaa0117.blog6.fc2.com/tb.php/613-32e19dc4

プロフィール

piaa

  • Author:piaa
  • Livedoorへ移転しましたので、そちらでお願いします。

    こちらのブログへのコメントはLivedoorに転載しますが、定期的にチェックしないので相当遅くなることもあります。

ブログナビ

P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2007年08月
  ├ カテゴリー
  |  └ ねこの本
  └ トーベ・ヤンソン 猫

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

カウンター

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。