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ヘルビッヒ ハイドン:後期交響曲集


 前回の記事で注文したと書いたヘルビッヒ指揮ドレスデン・フィルによるハイドン後期交響曲4枚組が先日届いた。12曲の交響曲が収められ、総収録時間4時間40分とかなりの大物だ。一応一通り聴いたので軽くレヴューを。

 ハイドンの第93番から第104番の12曲の交響曲は「ザロモン・セット」または「ロンドン交響曲」と呼ばれていて、有名な「驚愕」は第94番、「時計」は第101番といった具合に、傑作が集中している。
 タイトルのある有名作も、そうでない作品もクオリティは高い。自身の完成した交響曲の様式を当然のように踏襲した各作品は、明るくて愉悦に満ちた第1楽章、変奏の妙技を見せる第2楽章、宮廷の優雅な舞踏を思わせるメヌエット、そして疾駆するような終楽章という構成もほぼ同一なのだが、そういう型にはまりながらもこれだけのメロディを駆使してみせる。
 それだけではなくアイディアも豊富で、たとえば第100番「軍隊」では意表をついた打楽器の多用で軍楽隊の響きを模してみせる。第95番では第3楽章の中間部に独奏チェロのパートがあったり、第98番にはバッハのようにチェンバロが入っていたりするなど、さまざまな仕掛けで聴き手を飽きさせない。ハイドンという人の才能はとてつもなく非凡だったのではないだろうか。

 ギュンター・ヘルビッヒがドレスデン・フィルを指揮して1970年代に録音された演奏はモダン楽器によるオーソドックスなもの。テンポは総じて速く、第103番の第1楽章などはちょっと急ぎすぎかも知れないが、全体に非常に聴きやすく音質もよいCDだ。これが2000円程度で買えるなんて素晴らしい。輸入盤バンザイだ。
 それにしてもクラシックの国内盤は高すぎる。大体日本はクラシックに限らずCD高すぎだ。業界はCDが売れないという前に適正な価格を考えた方がいいのでは?

 さてMINMINはある日、「驚愕」交響曲の第2楽章を途中から聴いて「ヒヨコの音楽みたい」と言っておりました。短調になって不安げに盛り上がる所では「敵が来た」んだそうだ。
 彼女の感性でディズニーの「ファンタジア」みたいなのを作ると面白いかも。
.12 2007 クラシック音楽 comment0 trackback0

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