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Matia Bazar / Souvenir


 Matia Bazar(マティア・バザール)はイタリアのポップスグループ。1975年結成だから30年以上前から存在しているバンドで、メンバーを変えながら現在も活動を続けている。
 このCD「Souvenir」は初代のボーカル、アントネッラ・ルッジエーロが在籍していた70~80年代の作品から選りすぐりの30曲を収めた2枚組ベストアルバムである。

 75年といえばウエザー・リポートの「Tale Spinnin'」が発表されたのがこの年なので、ジャズの世界ではそろそろシンセサイザーが使われだした頃であると言える。イタリアン・ポップスは日本の歌謡曲と同じようにわりと保守的なので、75年のこのグループのデビュー曲「Stasera che sera」を聴くとアコースティックなサウンドの素朴なサウンドなのだが、それでも全然古くないのに驚かされる。いや、古いどころかとても新鮮で、最後のほうでアントネッラのハイトーンのスキャットとコーラスが絡むあたりはぞくぞくしてしまう。イタリアン・ポップスとしてのマティア・バザールは「Solo Tu」「Cavaro Bianco」など1枚目のはじめの方で聴ける。
 後年、80年代に入ってシンセサイザーを取り入れると、一転して強力な前衛的サウンドを聴かせるようになる。「Erettrochoc」「Il Video Sono Io」などは今聴いても斬新。

 しかしこのグループの最大の魅力はなんと言ってもアントネッラの強力ボーカルである。声自体かなり個性的だが、驚異的な音域の広さがあり、オペラのような超高音でのコロラチューラを聞かせることもある。「Oggi e Gia Domani…」という曲はジャズのスタンダード「Round Midnight」をイタリア語で歌ったものだが、この曲や「Se Tu」などのスロー~ミディアムのナンバーで聴ける情感の深さから、アップテンポのナンバーまでその表現の幅広さには驚かされる。この人に限った事ではないがイタリア人の歌手ってすごく物理的な歌唱力のある人が多い。やはりオペラの国だからだろうか。

 アントネッラは89年にマティア・バザールを去り、その後長い休養の後96年にアルバム「Libera」を発表して復帰、以来活躍を続けている。マティア・バザールは90年代はラウラ・ヴァレンテ、2000年代に入るとシルヴィア・メッツァノッテというボーカルで活動しているが、残念ながらアントネッラ在籍時代ほどの輝きはないようだ。
.16 2007 世界のポップス comment0 trackback0

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