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モネ展


 というわけで「真珠採り」の強烈な余韻さめやらぬ中、午後からは福岡市美術館へ。モネの世界的なコレクションを持つ「マルモッタン美術館」の引っ越し展だ。あの超有名作『印象・日の出』が見れるというのでこれは行かねばと。

 その『印象・日の出』をはじめとして、『睡蓮』シリーズの作品や晩年の作品までの有名作品はもちろんのこと、モネが若い時に描いたカリカチュアから彼のコレクションした絵画や彫刻まで、モネの芸術の軌跡を追うことができる素晴らしい展覧会だった。

 モネという画家は、画集やテレビでいくら見てもその良さが全く伝わらない。画集やテレビで見てもなんだか小ぎれいな絵にしか見えない。ところが実物を見ると、その表現はまさにマジック。あれだけの色を重ねて、なぜトータルではそんな繊細な色になるのか、ただただ驚嘆する。というわけでここでいくつか絵を紹介しても全くその良さは伝わらないのだが、それでも一応出してみる。

tulip.jpg
 これは比較的初期の作品で「オランダのチューリップ畑」という作品。この写真では全くわからないが、絵の具がナイフで塗ったくってあって表面はでこぼこしている。それでいてこの繊細な色!心地よい春の風が流れる空気感さえ伝わる素晴らしい作品だ。

monet_add_0414_10.jpg
 モネが使っていたパレット。これ自体が絵みたい。よくぞ洗わずにとっていたものだ。

 肝心の『印象・日の出』は思ったよりも小さくて、しかも額にガラスが張ってあって正直拍子抜けした。もっと大きな絵を想像していた。「印象派」の名前の由来になった作品で、傑作に違いはないのだが、モネのほかの作品と比べて飛びぬけてよい作品だとは思わない。しかも近くで見れない(近くで見る人は立ち止まれない)展示方法も、そういうのが今は当たり前なのだろうが、良くない。モネの作品は遠くで見てもそのすごさが伝わらない。間近でディティールを見ないと見たことにならないと思うのだが。

 『睡蓮』シリーズも興味深いが、最後の方にまとめて展示してあった晩年の作品群がすごい。もともと朦朧とした作風だったモネだが、晩年の作品では朦朧を通り越してもはやアブストラクトの域へ入りつつある。そして色彩の爆発。これらの作品、見ているこちらの心がぞわぞわする。『日本の橋』シリーズのなんと強烈なこと。いやすごいもん見たわ。

japanesebridge.jpg

rosepromnade.jpg

 そのあと、モネ展のチケットで入れたので福岡市美術館の常設展も見てきた。こちらは近・現代の作品が多く、有名作家ではダリ、ミロ、シャガール、ウォーホルなどの作品がある。興味深かったのは藤野一友という画家の作品。昔ディックの作品がサンリオ文庫で出てた頃に「ヴァリス」とか何作かでこの人の絵が使われていた。この絵が福岡にあったとはね~。

 というわけでモネ、堪能しました。
 でも一日たってもいまだに頭の中で『真珠採り』のアリア『耳に残る君の歌声』が鳴り続けてる…
.10 2016 ART comment0 trackback(-)

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