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オール・ユー・ニード・イズ・キル


Edge of Tomorrow 2014年 米
監督 ダグ・リーマン
出演 トム・クルーズ、エミリー・ブラント

 日本の作家桜坂洋のラノベをハリウッドが、トム・クルーズ主演で映画化しちゃったというたまげた作品。WOWOWで放送されたので観た。

 世界は宇宙からの謎の侵略者ギタイによる攻撃にさらされていた。欧州が蹂躙されるなか統合防衛軍は大規模な反攻作戦に出る。
 そんな中、米軍のメディア担当少佐ケイジは作戦司令官であるブリガム将軍の不興を買い、二等兵として前線に送られる。ところが反攻作戦はまるで攻撃を予測していたような敵の待ち伏せにあい惨敗。ケイジも敵一体を倒すもののその返り血を浴びながら戦死してしまう。ところがケイジはなぜか部隊に送られた時点に戻って目覚めてしまう。敵が持っている時間を反復する能力を、返り血を浴びたことで得てしまったのだ。なんとか全滅の未来を変えようと、以前の戦いで活躍した英雄リタに近づくが、彼女も以前同じ経験をしていた…

 まあ要するによくあるタイムトリップもの。その中でも同じ時間を繰り返すタイムループものというジャンル(?)に位置する作品で、このパターンの作品ではアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の中の「エンドレスエイト」がすぐに思い浮かぶ。ただケイジはキョンと違い以前の記憶をすべて引き継いでいるのでどんどん事態を良い方向に改善できる。この場面ではどこから敵が来るとか、どの車が使えるとかの情報がどんどん増えていくからだ。そうして一つ一つの局面をクリアしていく。
 そう、この構造はRPGそのもの。だからSFとしての新味は全くない。その都度の情報を保持したまま何百回でもやり直しが効くんだからいつかはクリア出来て当たり前だ。イーガンの「宇宙消失」にも同じような現象が出てきた覚えがあるが、それが作品をつまらなくしてしまう。
 この映画の製作者はそこはよくわかっていたみたいで、最後にケイジがループの能力を失って最後の戦いに臨むことになるのは良いと思う。

 それでもやっぱり色々と納得の行かないことが多い。なぜケイジはいつもあの時点に戻るのか。
最初にリタに会いに行く時に上官の目を盗んで近くを通った車両の下をくぐるが、あれはリピートのたびにやらねばならない難関の一つだ。あそこで轢かれて即死しなかったら(怪我して治療でも受けたら)そこでアウトだ。
将軍はあの役に立たないはずの機械をなぜ後生大事に金庫にしまっておいたのか。
最後に「オメガ」を倒しまたループしたケイジはループ能力を持ったままその後の人生をまたくり返し生きることになったのだろうか。まあ彼がループ能力を持っているかどうかは死なないとわからないので試して見るわけにも行かないのだが。

 あと「オール・ユー・ニード・イズ・キル」というタイトルがいまいち。「ただ殺すだけ」みたいな意味合いなんだろうけど、いかにも日本人が考えた英語っぽくてネイティブの人がそういう言い方をするとは思えないし、原題の「Edge of Tomorrow」のほうがタイトルとしてずっといいと思う。
 日本人の作品が原作というのも確かにすごいといえばすごいが、だから観に行こうっていうようなものでもないし、今更大々的に言うようなことでもないと思うのだけど。
.11 2015 映画(ハリウッド) comment0 trackback(-)

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