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神尾真由子×ジャン・ワン×キム・ソヌク <スーパー・トリオ>


 日本のヴァイオリニスト神尾真由子、中国のチェリスト、ジャン・ワン、そして韓国のピアニスト、キム・ソヌク。世界的レベルのソリストである三人がピアノトリオとして室内楽を演奏する演奏会がアルカス佐世保で行われた。しかも演目がピアノ三重奏曲の最高傑作、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」とあれば行かないわけにはいかんだろう。というわけで行ってきた。

 日中韓の3人によるピアノ・トリオということで、それぞれの国で演奏会を行うそうだが、日本でのいくつかの公演のうち九州での公演はこのアルカス佐世保だけ。よく来てくれたもんだ。私の休みが確定しなかったのでチケットを買ったのが先週だったんだけどかなり売れてる様子で13列目しか買えず、こりゃ満員かなと思っていたのだが実際には7割位の入りだったようだ。この日演奏したのはベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」と前述のチャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」の2曲。
 「偉大な芸術家の思い出」はチャイコフスキー嫌いの私をしてこれと「エフゲニー・オネーギン」だけは別と言わしめる傑作だ。ピアノ三重奏曲というジャンル全体でも最高の作品だといえるだろう。これが生で聴けるというだけでも嬉しいのに、こんな素晴らしいメンバーで聴けるなんて。

 グダグタ書いても仕方ないので簡潔に感想を述べると、とにかく素晴らしかった。「偉大な芸術家の思い出」のラストでは鳥肌立った。この巨大で多彩な内容を持つ作品を見事に再現してくれた。教会を模した作りのアルカス中ホールはかなり響くホールなのでピアノと弦楽器のバランスが難しそうで、そこが前半のベートーヴェンではいまひとつ弦楽器が遠い感じだったのだが、後半のチャイコフスキーでは見事に修正してきたのはさすが。聴衆もよくわかっているお客さんが多かったようで、チャイコフスキーの最後ピアノの沈み込むようなエンディングの後、一瞬ホール全体が息を呑むような感動と水を打ったような静寂に包まれたのは素晴らしかった。
 四人が一体となって音楽を究める弦楽四重奏とは違って、ピアノトリオは三人の奏者の駆け引きみたいなものがすごくスリリング。こればかりはCDでは味わえない。やっぱり生の音楽っていいなあ。
6月2日加筆しました
.01 2015 クラシック音楽 comment0 trackback(-)

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