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ボイジャー1号が太陽圏を離脱


 1977年の9月に打ち上げられ、木星、土星に接近観測したアメリカの探査機ボイジャー1号が昨年8月末に太陽圏を離脱していたという報道があった。詳細はこちら(アストロアーツのHP)で。

 現在ボイジャー1号は太陽から190億km(約127AU)離れたところをさらに遠くを目指して飛んでいる。190億kmといえば冥王星までの距離の約三倍。とんでもなく遠くに来たような気もするが、SF的な考え方から言えばまだまだ結構近いような気もする。
 この記事によると、ボイジャーが太陽圏を離脱していたことが判明したのは2012年に太陽で発生した大規模なコロナ質量放出の観測によるもので、この時放出されたプラズマがボイジャーに到達した今年春のデータから太陽圏をすでに離脱と判断したということだ。
 そんなことがなければ判定できないくらい太陽圏と外宇宙の違いって微妙なことなのだ。
 それにしても35年かけて太陽から190億km離れたボイジャーに一年で届く太陽プラズマもすごい。

 ただひとつ気をつけて欲しいのは、「太陽圏(ヘリオスフィア)」と「太陽系(ソーラーシステム)」は違うということ。「太陽圏」の定義は「太陽風の届く範囲の空間」のことで、「太陽の重力などが環境を決定する主要因となる空間から構成される領域」である「太陽系」とは全く違う。「太陽系」で言えば遠日点が900AUとも言われるセドナや、1万AUともいわれるほど更に遠くにある「オールトの雲」でさえ太陽系の一員なわけで、その辺を混同しないように。大手の新聞社でもここを混同している記事が多いので気をつけよう。
 ボイジャーが「太陽系」を離脱するのはまだまだずっと先の話だ。
.14 2013 宇宙 comment2 trackback(-)

comment

>「太陽圏(ヘリオスフィア)」と「太陽系(ソーラーシステム)」は違うということ。

新聞報道を見ていたときにはうっかり見逃していたのですが、確かにご指摘の通りですね。同じ分野のよくある誤解で言えば、「重力圏」と「重力の届く範囲」との混同があります。物理的に言えば重力は無限の遠くまで届く力であり、従って宇宙のかなたであっても(もちろん相対論を考えに入れれば「因果的に影響が及ばない距離以内」ですが)太陽からの重力の圏外ではありません。
2013.09.16 11:12 | URL | X^2 #CypyILE6 [edit]
X^2さんこんばんわ。

かく言う私も、一度タイトルに「ボイジャーが太陽系を離脱」と書いてから「あれっ」と思ったんですけどね(笑)。
ある新聞は「太陽系圏」と書いてて、なんじゃそりゃ、と思って調べたら「ヘリオスフィア」の訳語として「太陽系圏」という言葉を使う場合があるそうです。ああ日本語って紛らわしい。
2013.09.16 21:17 | URL | piaa #- [edit]

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