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山口和幸 ツール・ド・フランス

tour_de_france_book.jpg
 7月に行われた今年のツール・ド・フランスは第100回大会だった。今年は毎日NHK-BSでダイジェスト番組が放送されたのでご覧になった方も多いだろう。
そんなツール・ド・フランスについて書かれたこの本は講談社現代新書から出た今年の大会直前に発売された一冊。

 オビに「世界最高峰の自転車レースの魅力をこの一冊に凝縮」とあるが、これは全く的はずれなキャッチフレーズだ。この本をいくら読んでも、ツールの魅力なんて伝わってこない。
 これはあくまで、昨年までの99回の大会でどんな選手がどんなふうに戦って勝ったのか、勝てなかったのかが書かれているだけの本。近年のドーピング問題や日本人選手の台頭などについても書かれているが、要するにツール・ド・フランスの歴史を手軽にまとめただけの本にすぎない。そういう観点で読めば非常に参考になる一冊なのだが、「魅力がこの一冊に凝縮」されているとは全く言えない。これではツールという巨大なイベントの多岐にわたる魅力のほんの一部分しか伝わってこない。オビの謳い文句が「世界最高峰の自転車レースの歴史をこの一冊に凝縮」だったら納得したのだが。

 そうだとしても本文を解説するような写真などもほとんどなく、どんなに言葉を費やしてもレースの過酷さやこのイベントならではの美しい風景などが全く伝わってこないので、ツールの歴史を知る以外には正直言って読む価値はない。
 そういう意味では以前読んだたなかそのこ「ツール・ド・フランスを見に行きたい!」のほうがはるかに魅力的だと思う。あれも私は酷評したけど、これよりは読んでて楽しかったような。

 結論。本ではツールの魅力は伝わらない。こんなのを読むヒマがあったらNHKのダイジェスト番組を見たほうが何十倍もレースの魅力が理解できる。J-SPORTSの生中継ならなおさらだ。というわけで久しぶりに、読んで非常にがっかりした本だった。
.04 2013 その他の本・非文学 comment0 trackback(-)

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