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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

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 トニたけのパロディまんがを別にすれば、確かこのブログでエヴァンゲリオンについては取り上げたことがないと思うのだが、実はこれまでのTV版、劇場版「Air/まごころを君に」それに新劇場版「序」「破」と一応観ている。
 正直好きなアニメではないが、今回新劇場版の最新作「Q」がDVD/BDで発売されたので早速観た。

 「破」のラストで綾波を助けようと使徒に挑んで意識を失ったシンジが目が覚めるといきなり14年が経っていて、ミサト達は巨大な空中戦艦ヴンダーに乗って戦っている。彼らの目的はNERVの「人類補完計画」の阻止だ。ヴンダーを脱出したシンジは、荒廃したNERV本部で綾波レイと再会するが、シンジの知っているレイとは別人のようだ。傷心のシンジは渚カヲルという少年と心を通わすが…

 いやいや、これは想像以上に酷い出来で唖然とした。いきなり14年経っているというのは、これは製作者側が「破」の後を受けてこのまま続きを描いても以前の劇場版(「Air/まごころを君に」)以上のものが作れそうにないことに気づいて、なにか別のやり方を考えたというのが見え見えだ。だからここでやっている事は、最終エピソードを描くのを放擲したTV版と質的に変わらない。その上でピアノの連弾とか何やら含みがあるっぽいものを並べ立てて観客を煙に巻くことに必死な90分間だ。
 こんな内容のない作品を作っても、勝手にファンが深読みしてくれて、ネットにそうした「解釈」や次回作の「予想」がどんどん溜まっていく。庵野はきっとそれらの「解釈」や「予想」を読んでほくそ笑んでいるんだろう。で、それらとは違う方向性の新作を制作すればいいわけだ。

 この作品ではシンジの幼児化が激しく、彼の行動はもはや駄々っ子だ。綾波が自分をかまってくれないのにキレて本の山を崩したりするのもそうだが、カヲルが様子がおかしいからやめようと言うのを無視してロンギヌスの槍かなんかを抜いてしまうと事態は悪化。いい大人がこんな主人公に感情移入できるはずもない。アスカがシンジをガキだガキだとこきおろすが全くその通りだ。

 そういう登場人物やストーリー面での不満もあるのだけど、それよりも問題なのは、ミサト達の組織「ヴィレ」にお金を出しているのは誰だという事。
 あのヴンダーとか言う空中戦艦だけでも国家予算規模の費用が必要なはず。従来の作品中のNERVは各国の国家がバックアップしていると考えられたが、この作品の世界には国家などが存在しているのか、いやもっと言えばこの世界に普通の生活が存在しているのかどうかすら描かれていない。もはや人類には守るべきものも、守るための力(経済力)もないように見える。それなのにヴンダーだ。一体誰が何のためにヴィレに出資しているのだろう。

 で、次回最終作になるらしいのだが、どうなるんだろう。上の疑問にもスッキリ答えて素晴らしい作品になる…とは全く思えないのだが、一縷の希望だけは持っておこう。
 最終作のラストがシンジの夢オチだったら笑うけど。


 ちなみに作品の前に「巨神兵東京に現る」というヘンな短編映画を見せられるのだが、これがまた最悪。
 突然現れた巨神兵が東京の町を薙ぎ払うのだが、その破壊される街に人っ子一人いないのだ。ただただ冷たい、感動も痛みもない破壊を見せられて、非常に気持ち悪い作品だった。これよりは「エヴァ」のほうがずっとマシ。
.24 2013 アニメ comment2 trackback(-)

comment

こんばんは。

私はテレビで劇場版(新劇場版?)1作しか見ていません。シンジ君は事あるたびに悩みつつも、戦時下の割には淡々と学園生活を送っているように私には見えまして。そのギャップに違和感があって、ストーリーに乗れませんでした。

作中に「子どもから見て、リスペクトできる大人の存在」が見受けられないのも、わざとなのか。ああそうか、わざとザラザラ、イライラさせるように作っているのかも?思ったら、あとは好みの問題なので、それきり続きは見ていません(良い悪いではなく好きかどうか、自分のお金と時間を使いたいかどうかなので、仕方ありません。すみません(^^;))。

既にシンジ君ぐらいの年齢になってしまうと、私たちの現実社会では「ありのままの自分」が「無条件で他人に」受け入れられる可能性は、おそらくゼロでしょう。もしそんなシンジ君にすごーく感情移入できる人がいるのなら…と想像してみましたが、いかんせん私の周りにはファンがいないので分からないのです。

話は変わりますが、前回のコメントで本のことで訊ねてくださったのに、それきりになってしまい失礼しました。最近ではイブラヒモビッチの自伝を読んだぐらいでしょうか。欧州サッカーはさっぱり分からないのですが、それでも楽しかったです。たぶんpiaa様ならサラッと読破されると思います。
2013.04.26 00:51 | URL | ともこ #- [edit]
ともこさん、こんばんわ!
エヴァははっきり好き嫌いの別れる作品ですが、これはちょっとひどかったです。極端に言えばガンダムの映画で、「哀戦士」のあとに突然「逆シャア」をやるようなものです。
>作中に「子どもから見て、リスペクトできる大人の存在」が見受けられない
これは全くそうですね!この作品の持つ嫌な雰囲気はこのへんが原因かも知れません。

イブラヒモビッチの自伝!それはなんとも面白そうというかなんというか。(笑)
彼はとんでもない悪ガキでたまに学校に出てくるとクラスが凍りついたという話は聞いたことがありますが、実際の所どうだったんでしょうね。大リーグなどで活躍した城島健司捕手(佐世保出身)の同級生が私の知り合いにいますが、彼も相当な悪ガキだったそうで、一流の選手になるにはそういう我の強さも必要ということなんでしょうか。
2013.04.27 00:39 | URL | piaa #- [edit]

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