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宇宙戦艦ヤマト 復活篇


 あの実写版「Space Battleship ヤマト」に先立って公開されたアニメ版のヤマト。今順次発売され,TV放送も始まったリメイク版「ヤマト2199」とは違い、これまでのヤマトの時系列の一番後の時代(「完結編」の後)の物語になっている。

 西暦2220年。移動性ブラックホールが発見され、これが地球を飲み込むことが明らかに。人類は、27000光年離れた惑星アマールの月への移民を計画。3億人の移民を乗せた移民船団を第1次、第2次と出発させるが、それらはいずれも航海中に謎の敵から攻撃され、消息を絶ってしまった。古代は地球の危機に際して帰還し、第3次移民船団の司令かつ新生ヤマトの艦長に着任する。(以上ウィキペディアより抜粋)

 もちろん松本零士は今回の作品には全く関わっていない。キャラクターデザインは「伝説巨神イデオン」や「聖戦士ダンバイン」の湖川友謙氏。シャープな線がウリのデザイナーさんなので、昔のキャラとの違和感は大。前作から物語上も17年が経っている事を差し引いても古代をはじめとても同一人物とは思えない。
 最初のほうで地球艦隊を指揮する髭面の提督?ブルーノア艦長?がドバ・アジバ司令に見えるのは100%気のせいだ。
 ヤマトに敵対するのは大ウルップ星間国家連合。これはいくつかの惑星国家の連合で、SUSという星(?)が中心だ。SUSはなぜか地球を敵対視しており、他の惑星国家に地球は侵略者であると信じさせている。しかしこの星間国家連合も一枚岩ではなく、惑星アマールはこの星間国家連合の一員でありながら地球を助けようとする。
 この大ウルップ星間国家連合がいつから存在したのかわからないが、これまでにガミラスや白色彗星帝国やボラー連邦とトラブルになっていたのかは不明。

 いや~、こんなの観て昔ながらのファンは嬉しいのかな。
 移動性ブラックホールというやつが白色彗星帝国と丸かぶりだし、敵メカには全く魅力がない。ヤマト以外の地球艦隊はアンドロメダ級も多数含むがほとんど無力、ただのやられ役だ。敵艦隊と対峙したら先制攻撃に拡散波動砲かますべきだろうにそれはやらない。シナリオも酷い。規律の感じられない艦内。軽薄な乗組員。異次元からやってきた意味不明な敵。しかも移動性ブラックホールの壊し方のヒントをわざわざ出して行く。娘、美幸の乗った飛行機が墜落したからといって乗組員たちに何の連絡もなくコスモゼロで救出に向かい、他に負傷者もいただろうに美幸以外には目もくれない古代。
 しかしなにより酷いのは、クライマックスでの波動砲発射時に、戦闘班長を押しのけて「俺が撃つ!」と波動砲を撃ってしまう古代。要するに部下を信頼してないわけだ。こんな上司絶対部下に支持されないな。
 毎回壊れる第三艦橋は今回も半壊、中にいた折原真帆ら電算室の女の子達は全員戦死したようだがその辺も明確でない。
 音楽も聞き慣れたヤマトの音楽に混じって、かなりの数のクラシック音楽が挿入されているのだが、「熱情ソナタ」とか映像とかなりチグハグな選曲もあるし、「移動性ブラックホール」が画面に出るたびにマーラーの第2交響曲「復活」の冒頭が何回も出てくる。復活篇だから復活交響曲かよ。どんな低次元なダジャレだ。
 しかも最後に「第1部:完」って…まだ続きやるのか!?
 とは言え「2199」が始まった今、この作品の続編なんて誰も期待してないだろうし、西崎義展亡き今、この作品の続編が制作されることもまずないだろう。
 というわけで2時間15分ほぼ全編に渡って呆然とするほどくだらないアニメだ。
 やっぱり映画の冒頭で『原案:石原慎太郎』と出た瞬間に見るのをやめたほうが良かったかな。

 さて、折原真帆ら女性キャラは相変わらずあのセクハラ制服を着ているのだけど、「2199」の森雪が着ているとあんなにいやらしく見えるのに、真帆が着ていてもあんまりいやらしく見えないのはなんでだろうか。そのへんは謎だ。

 この映画には「ディレクターズカット版」があるそうで、これはなんと結末が全く違うのだそうだ。そっちもぜひ見たい…ような見たくないような…
.19 2013 アニメ comment2 trackback(-)

comment

え…、原案・石原慎太郎って!?
そんなことやってるんだ、あの人。
芥川賞の選評でいいたい放題いってた、あの人が。
ビックリした。
2013.04.22 01:08 | URL | vogel #9JN9NMwM [edit]
この作品って実は20年くらい前から企画があって、イシハラ氏はそのころストーリー原案を出したらしく、この映画も大筋はそのストーリーに沿って作られているようです。

大国指導の多国籍軍に責められる地球という図式は、あの御仁がどれだけ太平洋戦争に負けたことを根に持ってるのか暗に示していて嘲笑えます。

あと記事で書き忘れましたが、この映画では戦闘班長(昔の古代の立ち位置)の青年が「畜生」「ぶっ殺してやる」など非常に汚い言葉を連発するのも非常に気になりました。
2013.04.22 23:11 | URL | piaa #- [edit]

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