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井上鑑 予言者の夢

prophetic_dream.jpg
 実家から持ってきたLPのひとつ。井上鑑は寺尾聰の「ルビーの指輪」などのアレンジャーとして有名。これはその井上が1982年に発表した自身名義のファーストアルバム。

 ライナーを読むと歌詞の下にそれぞれの曲の主人公とその来歴が書き込まれている。バルトーク(作曲家)やリンドバーグ(パイロット)やマルク・アレン(ラリー・ドライバー)のような実在の人物だったり、マヌー・ボレリ(映画「冒険者たち」の主人公)や井上本人と思しき人物まで10人の男の10個の物語。
 10曲が10曲とも濃厚なロマンティズムに彩られたアルバムだ。私は大学時代このアルバムが大変好きだったのだが、CDではついぞ見かけたことがなく、ずいぶん長いこと聴いていなかった。
 で、今回多分20年ぶりくらいに聴いてみたわけだが、やっぱり昔と同じように心が惹きつけられてしまうのだった。

 このアルバム、はっきり言って歌はヘタだ。A面4曲目「DOUBLE CROSSING」やB面1曲目「リンドバーグ物語」あたりは正直言ってひどい。結構高い声を要求したり、声を張って歌わないといけない曲なのだが全く歌えていない。本職がキーボード奏者でアレンジャーの井上には曲の難易度的に荷が重いのだ。今だったらパソコンで音程補正とか出来るんだが、当時はそんな技術はなかったわけで。
 でもそんな欠点も気にならなくさせるのは巧みなアレンジと職人芸的な演奏ぶり、そしてそのサウンドから滲み出す男のロマンティズム、これに尽きる(逆に言うと、あんまり女性には理解してもらえそうにない)。20年以上も経つのに全く古さを感じさせないのはその先鋭的なサウンドによるものだけではない。
 曲は10揃いも揃って味わい深いものだが、特にタイタニック号をテーマにした「Lost Passengers」のロマンティックさにはシビれる。
 さらに最後の、「Geravitation」から「ユヴェスキューレ」への流れはぞくぞくするほど。
 男性諸君はぜひ夜中に、ウイスキーをロックでやりながら聴くべし。

 ただ最近出ているCDは「ユヴェスキューレ」で終わらず、その後にシングルのB面曲とか入れているらしいが、なぜそんなことするんだろう。このアルバムは10曲で完結しているのに。どうしても入れたければそんなのは別なCDにしたらいいのに。
.30 2013 J-POP comment0 trackback(-)

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