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夢の中だけでも (J-POP歌詞考察)


 うちのMINMINは高3になった今でも小学生のころとと同じで、家に帰ってくると学校であったこととかを事細かに話してくれるんだけど、その話によるとMINMINの同級生の友人にU君という男の子がいる。
 この子、ごく普通の男の子なんだけど、最近俗に言うところの「モテキ」がやってきているらしく、クラスの女子数人に猛アタックをかけられて大変困っているのだそうだ。ところがU君、アタックをかけてくる女子たちには全然気がない。

 MINMINは、U君はきっとMちゃんが好きだったんだよ、と言う。Mちゃんといえば、MINMINのクラスメートで、去年不慮の事故で亡くなった子だ。前からU君はMちゃんのことをかわいいと言ってたらしい。
 もしそうなら、U君がほかの女の子を受け入れられないのも当然だと思う。

 そんな話をしたあとで、我が家では夏の定番としてヘビロテしているキマグレンのサードアルバム「ALIVE」に入っているこの曲、「夢の中だけでも」が流れてきたのだ。
 この曲、キマグレンには珍しい失恋ソングだ。と思ってたのだが、よく聞くとこれは失恋ソングではない。死別ソングなのだ。
『日射しのしぶきの下(もと)で生きる僕(中略)色褪せない夜の波に生きる君
 別々の道を行く僕ら また何処かで会えたらいいのにな』

という歌詞がそれを暗示している。
 ただの失恋ソングと思っていた時もいい歌だとは思っていたんだけど、そう思って聴くとこれはひときわ胸を打つ歌だ。
『もしも願いが叶うなら 無情に進む時を止めて
言葉になんかしなくていい ただ身を寄せて まだ行かないで
せめて夢の中だけでも あの日の僕と君のままで
今夜はやさしい嘘をついて いつの日かまた会えたら抱きしめるよ』

 死別ソングによくある感情の奔流はここにはない。この歌の主人公は彼女の死を飲み込み、受け入れている。だからこそ抑制された中から溢れ出る悲しみが心を打つ。
そう言う意味ではこの作品は平井堅の「瞳を閉じて」やBack Numberの「思い出せなくなるその日まで」などよりも死別というシチュエーションを歌った作品として一段高い次元にあると思うのだ。

 もしMINMINの言うとおり、U君がMちゃんのことを好きだったのなら、
せめて夢の中だけでも彼女と会えただろうか。

 今夜は彼女の初盆の送りの夜だ。
.15 2012 J-POP comment0 trackback(-)

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