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わが青春のアルカディア


 皆さんご存知の通り、私は松本零士が大嫌いなのだが、今朝TVをつけたらたまたまこれが始まったのだ。

 これは言わずと知れた松本零士の人気キャラクターを主役に据え、制作会社の創立20周年記念に製作された劇場版アニメ作品。
 当時松本作品は「ヤマト」「999」の成功で絶大な人気があり、これもかなりのヒット作になった。当時は私も、劇場に観に行くほどではなかったがそれなりに好きだったのだ。それで懐かしさもあってついつい観てしまった。

 まず冒頭、ハーロックの先祖、ファントム・F・ハーロック1世が「スタンレーの魔女」に複葉機で挑戦するシーンが、石原裕次郎の語りで延々と語られる。それが終わるとやっと本編に入るのだが、地球はすでにイルミダスという異星人によって占領されている。戦いに敗れて地球に帰還したハーロックは軍務を解かれ、街に出るが、そこでトチローと出会う。ハーロックとトチローは先祖が友人だった。(ここで「戦場まんがシリーズ」にあった「わが青春のアルカディア」のエピソードがほとんど盛り込まれている)やがてハーロックは、トチローが地下で人知れず作っていた宇宙戦艦「アルカディア号」で旅立つ。

 いやこのあらすじだけでもこの作品のめちゃくちゃさが読み取ってもらえると思うのだが、宇宙戦艦をひとりで作るってのはどうだろう。しかも敵の本拠のほとんど真下の地下で。どれだけお金持ってったのトチロー。いやお金があったとしても、どうやって戦艦一隻分の資材を購入し、搬入し、組み立てたの?そしてそれになんでイルミダスは気づかないの?
 さらに一緒に来るのを希望する者は拒まない。収入もないのに、どうやってクルーを食わせていく気なのだろう。

 以前から言っていることだが、松本零士作品にはこういう経済感覚がすっかり抜け落ちている。『廃棄された戦艦をこつこつ改造してアルカディア号を作りました』だったらまだ許せるが、それでもかなり無理があると思うのだけど。

 最後の敵司令の艦との一騎打ちのシーンなどは、「宇宙戦艦ヤマト」などでも見かける荒唐無稽な、全くSFという体裁が意味をなさない戦闘だ。アルカディア号と敵戦艦は昔の帆船同士の戦いみたいに至近距離ですれ違いながら砲火を交えるのだ。本来なら一瞬で両者爆散だろう。

 ストーリーは全く男臭い、非常に古臭い感覚のもの。全体に演歌または浪花節っぽい世界である。そういう感覚が好きならこの作品も好きになれるだろう。もちろん私の好みではない。ヒロインであるマヤ(そう言えば「オズマ」のヒロインも同じ名前だったね)とエメラルダスの顔が全く同じなのもいかん。同じ「宇宙海賊」なら加藤茉莉香の方を断然おすすめする。
 あ~2時間損したな。
.24 2012 アニメ comment0 trackback(-)

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