スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

ゴッド・オブ・ラブ


God Of Love 2010年 米
監督:Luke Matheny
出演:Luke Matheny、Marian Brock

昨日に引き続き、WOWOWで放送されたアカデミー賞短編映画集からの一作。こちらの「ゴッド・オブ・ラブ」は18分と更に短く、さらに全編モノクロの作品だ。

 ジャズ・シンガーでダーツの名手でもあるレイは、歌いながらダーツの妙技を見せるステージで人気を博していたが、バンドのメンバーの女性ドラマー、ケリーに首ったけ。ところがケリーはギタリストのフォジーにかなわぬ思いを抱いている。毎日神に愛が実ることを願うレイのもとに、ある日神々(オリンポス財団)から「LOVE DART」が届く。これが刺さった人間は6時間の間恋に落ちやすくなるというのだ。半信半疑だったレイは実験がうまく行ったのを見てケリーにダーツを刺すのだが・・・

 主演・監督・脚本の三役をこなしたLuke Mathenyのペーソス漂うなんとも言えない味のある表情が情けなくてよい。歌いながらダーツを投げるシーンはなかなか見事で、実際にダーツはかなりうまいのだろうと思われる。相手役ケリーを演じたMarian Brockという女優さんも、全く美人ではなく、そこらにいそうなルックスで親近感が沸く。
 ストーリー的にはかなり他愛もない話なのだが、ダーツの力を借りてケリーを口説き落とそうとするレイの頑張りぶりがバカバカしく情けない。そんなんでうまくいくわけ無いじゃん、と思ってみていたらやっぱりうまくいかない。結局ラストはケリーに幸せになってもらうことを選択してちょっと感動的に終わるかとおもいきや、ええっという感じのひねったオチになって笑えた。
 モノクロで撮影された映像が、特にライブのシーンなどでなにやらスタイリッシュな空気を醸し出している。今回放送された4作品の中で一番軽いノリで観れた作品で、そこがいい所でもあるし、物足りなくもある。

 ちなみに今回放送された残り2作品は「ピックポケット」(2006年仏)と「おもちゃの国」(2007年独)。この2つももちろん秀作だが、「ピックポケット」はかなり面白いのだがわずかに長すぎ、ラストのパントマイムもちょっと意味がわからなかった。
「おもちゃの国」は感動的で緻密に作られた作品なのだが母親が本当にハインリヒを探していて発作的にダーフィツを助けだしたのか、最初からダーフィツを助けるつもりだったのか今ひとつわからない事が大きなマイナス。前者なら作品として本当に素晴らしいが、後者なら安易なヒューマニズムに過ぎないと思う。そのへんが物足りなかったかな。

 それにしてもこういう短編映画って非常に面白い。いろんな国の作品をもっと観てみたい。今年のアカデミー短編映画賞のノミネート作品も、どれも面白そうだった。
.27 2012 映画(ハリウッド) comment0 trackback(-)

comment

post comment

  • URL
  • comment

  • password
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

piaa

  • Author:piaa
  • Livedoorへ移転しましたので、そちらでお願いします。
    http://blog.livedoor.jp/piaa0117/

    こちらのブログへのコメントはLivedoorに転載しますが、定期的にチェックしないので相当遅くなることもあります。

ブログナビ

P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2012年02月
  ├ カテゴリー
  |  └ 映画(ハリウッド)
  └ ゴッド・オブ・ラブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

カウンター

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。