スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

ウィリー・ネルソン / Always On My Mind


 ウィリー・ネルソンの1982年のアルバム。日本では「青い影」のタイトルで発売された。写真は日本盤ジャケット。
 私が初めて買った彼のアルバムだった。

 今やC&Wの大御所として有名なウィリー・ネルソンだが、キャリアのはじめ頃はそのヒッピー風の風貌やファッションのせいで保守的なカントリー界から異端視されていたのだそうだ。その音楽はまさにウエスタンなイメージが強いもので、わりと初期の傑作アルバム「赤毛のよそ者」(「Red Headed Stranger」)などを聴くと西部劇の世界が眼前に展開するかのようだ。

 そんな彼が、コンテンポラリーソングを取り上げ出したのがこの頃で、前作「Somewhere Over the Rainbow」に続いてポップスのヒット曲を取り上げたのがこのアルバムだ。タイトル曲「You're Always On My Mind」はプレスリーの曲だし、英国のバンド、プロコム・ハルムのヒット曲「A Whiter Shade of Pale」や、ポール・サイモンの「明日に架ける橋」と言った有名曲も取り上げている。特に「You're Always On My Mind」はいまやオリジナルよりもこちらのほうが有名で、ウィリー自身の全作品のなかでも代表的なチューンになっている。この曲は歌詞が非常にわかりやすく、中学生でもすぐ歌えると思うが、そういう平明な歌を、ウィリーは、あたかもさすらいの旅の遠い空からはるかな恋人へ向けて夜空に向けて歌っているかのようなスケールの大きなラブソングにしている。アウトローの孤独感と暖かみが絶妙のバランスの稀有なトラックだ。この曲はのちにペット・ショップ・ボーイズもカヴァーしていたが、ウィリーのこのトラックに比べたらまるで中身のない薄っぺらなものだった。
 「A Whiter Shade of Pale」はウェイロン・ジェニングスとの男性二人でのデュエット。これもロマンティックな素晴らしいトラックだ。
 これらのカヴァー曲とオリジナル曲を織り交ぜて10曲、わずか33分のアルバム。あっという間に聴いてしまうが、トータルでの印象がタイトルチューンと見事にマッチした構成といい、個々の曲の仕上がりといい、完璧なアルバムといっていいだろう。

 現在このアルバムは国内では廃盤。CDは80年代に3500円という高額で発売されて以来再発されていない。ウィリー・ネルソンの作品、ベストアルバムはさまざまな形で出ているようだが、オリジナルの形では現在は国内盤ではほとんどのアルバムが入手できないようだが、こういう傑作アルバムは断然オリジナルの形で聴くべきだと思う。
ちなみに輸入盤ではオリジナルで買えるようだが、ジャケットが違う。↓こんなのだ。
always_on_my_mind_us.jpg
 う~ん、正直日本盤のほうが数十倍イイね。というわけで国内盤再発希望。
.26 2011 世界のポップス comment0 trackback(-)

comment

post comment

  • URL
  • comment

  • password
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

piaa

  • Author:piaa
  • Livedoorへ移転しましたので、そちらでお願いします。

    こちらのブログへのコメントはLivedoorに転載しますが、定期的にチェックしないので相当遅くなることもあります。

ブログナビ

P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
P&M_Blog
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2011年10月
  ├ カテゴリー
  |  └ 世界のポップス
  └ ウィリー・ネルソン / Always On My Mind

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

カウンター

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。