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バレンボイム ブルックナー交響曲全集


 バレンボイムがベルリン・フィルハーモニーを指揮してワーナー・クラシックに録音したCD。9枚組だが6000円くらいとかなり安く売っているものを入手。

 いまシュティフターの「晩夏」という長編小説を読んでいるのだが、シュティフターの作品はどれもオーストリアの豊かな自然の中で物語がゆっくりと流れるというもので、とくにこの「晩夏」はその圧倒的な物量からも想像がつくように、これまで読んだ短編よりもさらに、はるかにゆったりしている。そんなシュティフターの小説を読むときのBGMにはやはりオーストリアの自然を感じさせる作風のブルックナーがぴったりだ・・・と思いながら聴いてみると、やっぱり耳が音楽にひきつけられてしまってBGMにはならないものだ。

 で、このバレンボイムのブルックナー全集、じつはまだ最後の3大交響曲(第7番~第9番)を聴いていないのだけど、最近チェリビダッケとかの超がつくほど重厚・壮大なブルックナーを聞きなれた耳には新鮮なほどさっぱり、すっきりしたわかりやすい演奏だ。絶対これでなきゃという魅力こそ無いが、極端なところのない演奏なのでブルックナーをはじめて聴く人などにはおすすめかもしれない。また各交響曲一枚ごとに収められていて、そういう意味で非常にわかりやすく聞きやすい全集だ。
 私の好きな第6交響曲は名演。この曲はブルックナーの交響曲の中でももっとも地味といわれている作品なのだが、あのテンポが超絶に遅い事で有名なチェリビダッケでさえもあまり極端なテンポにできなかった作品でもある。バレンボイムはこの曲が得意らしく、前回の全集でもいい演奏をしていたが、今回はさらにナチュラルな美しさを持つ素晴らしい演奏になった。
 第1楽章に非常に尖った響きの部分があって、どうしてもそこが苦手で、ブルックナーの作品で私が最も苦手な第5交響曲もいい。私が他の演奏で気になる「尖った響き」がそれほど気にならない演奏だ。

 ただ、第1交響曲の余白に収められた「ヘルゴランド」という曲はイマイチ。せっかく第1交響曲が爽快に終わったあとなのにこんな中途半端な曲を聴かされるのは余計だと思うのは私だけだろうか。なぜかバレンボイムはこの曲がお気に入りらしく以前も録音しているらしいが、これは不要だったと思う。
.31 2011 クラシック音楽 comment0 trackback(-)

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