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アリス・イン・ワンダーランド


Alice in Wonderland 2010年 米
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター

 昨年公開されたティム・バートン監督による「不思議の国のアリス」。公開時大変な話題になった作品で劇場に観に行こうと思っていたのだが都合がつかずに観れなかった。先日WOWOWで放送されたのでやっと観た。

 この作品は原作やディズニーアニメの「不思議の国のアリス」の後日譚というプロットで作られていて、アリスは19歳。亡くなった父の会社を受けついだ男性の息子で、いけ好かないヘイミッシュに求婚される。返事を迫られ逃げ出したアリスは、またしても木のうろから「不思議の国(アンダーランド)」に落ちてしまう。アリスが「アンダーランド」を訪れるのは13年ぶりだが、アリスは以前の訪問を、夢の中の出来事と考えていてほとんど覚えていない。「アンダーランド」は、赤の女王と、彼女の敷く恐怖政治を打破しようとする一派との争いの真っ只中であった。

 いつもの凝りまくった映像の見事さはさすが。3D版ならさぞや迫力があっただろう。ディズニー製作なので、キャラの造形など細かいヴィジュアル面でディズニーアニメ版「不思議の国のアリス」を踏襲した部分も多くてそういう面ではわかりやすい。
 しかし善と悪の戦いみたいな要素が強くなった分ストーリーの仕立ては安直。アリスが「伝説の勇者」として予言されているとか、剣を持って戦うとか、「不思議の国のアリス」の世界観とキャラクターだけを持ってきてくだらないヒロイックファンタジーに仕立てただけだ。現実世界に戻った後のアリスの豹変ぶりも、「アンダーランド」での冒険となんのつながりも感じられない。というわけでシナリオ的には全然見るところがない。原作ではほんとにどうでもいい役回りなのに、「マッド・ハッター(いかれ帽子屋)」をジョニー・デップが演じるのだからなんとしてでも重要人物に仕立てようとするのも気に入らない。これまで傑作を連発してきたこの監督の作品としてはこれまでにないくらいの失敗作だった。

 ここでの「独裁の女王VSレジスタンス」という風な形に物語を単純化してしまう、アメリカ映画のよくない部分がもろに出てしまった作品だった。残念。観に行かなくてよかった。
.02 2011 映画(ハリウッド) comment0 trackback(-)

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