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コズミックフロント

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 NHK-BSの103チャンネルが「BSプレミアム」になってから始まったいくつかの番組の中でも、宇宙ファンなら最注目の番組がこの「コズミックフロント」。すでに6回ほど放送されているが、なかなか観る機会がなく、先日「地球外生命を探せ」の回と、昨日オンエアされた「火星探査車7年の冒険」をようやく観ることができた。

 「地球外生命を探せ」の回は土星の衛星エンケラドスと、20光年先にあるグリーゼ581の惑星gに生命が存在するかもしれないという話題の二本立て。
 エンケラドスの話は、もちろん知っていることばかりではあるけどとても興味深く観たのだが、後半のグリーゼ581gの話はちょっと… なんだか偉い学者さんがグリーゼ581gの環境を予測し、それに基づいてそこに住むであろう地球外生命を考えてみると言った内容だったのだが、まずグリーゼ581gが天王星型の氷惑星が太陽に近い軌道で安定したため氷が解けて巨大水惑星になっているという前提がよくわからない。最初に言っていた、地球型・天王星型・木星型のうち、どの軌道にはどういうタイプの惑星が発生するかを計算したというのだが、それと遠くで出来た天王星型氷惑星の軌道が狂って今の軌道に落ち着いたというのは矛盾していないか?
 その水惑星の環境下で発生するであろう生命のデザインも、まあ水中生物はいいとしても、空中生物は飛躍しすぎだと思う。空中に出て行く必然的な理由がないような気がするのだが。
 それとこの番組ではなぜか、この惑星の大きな特徴である、潮汐ロックで自転が止まっていて、地球とは全く違う気象条件であるという事実が考慮されていない。この惑星は太陽直下の部分には巨大な低気圧が常にあり、そこから熱された空気が大気の上層で夜の側に向かって流れていく。これが夜の側で冷やされて、今度は地表というか海面近くを昼の側に流れていく。すなわち、この惑星は常に強風の吹きすさぶ環境にあるはずなのだ。あんなふうに風船っぽい動物がプカプカ浮いてるとはとても思えない。

 一方、「火星探査車7年の冒険」の方は非常に面白かった。スピリットとオポチュニティがピンチに陥るたびに火星の環境を再現するオープンセットを作って試行錯誤するJPLの職員さんたちは、大変な緊張を強いられている中でも自分の仕事を楽しんでいる様子が見て取れてななだか羨ましい。着陸直後からバンバン大発見をしたオポチュニティに比べ、割を食ったスピリッツだったが、スピリッツ班の人々は口を揃えてスピリッツへの愛を語るなどほほえましい。このプロジェクトは着陸以来ずっと注目してきたが、裏話を含めて、成果を手際よくまとめた好編だった。ローバーがどことなく愛嬌のあるデザインなのもあってか、一緒に観てたMINMINとまゆまゆもすっかりローバーたちのファンになってしまった。
 なのでスピリッツが応答しなくなっているのはちょっと彼女らにはショックだったようだ。HPを見ると、いまだに応答なし、と書いてあるだけ。なんとか動いてくれるといいのだが。

 というわけで、宇宙ファンには見逃せない、そうでない人もぜひ見て欲しい番組だ。番組HPはこちら。
.18 2011 TV comment0 trackback(-)

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