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最近読んだコミック 2010年秋編

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最近読んだ、といっても特に新刊と言うわけでもないんだけど、まあとにかくまとめて読んでみました。9月から11月にかけて読んだ分です。

 志村貴子「青い花」。ネット上での評価が非常に高いのでちょっと読んでみた。
 同性愛に走るふみと、お嬢様学校に通う幼馴染のあきらの、ゆるい友情を淡々と描いている作品。女子高での同性愛がテーマのひとつなのだが全然エロくはなく、叙情的でシンプルな表現で、文学的に美しくまとまっている作品と言う印象は受けたのだが、いかんせんここに描かれている世界があまりにも私の日常と程遠くて感情移入できなかった。
 しかもふみとあきらが別々の学校に通っている事に1巻が終わるあたりまで気づかなかった。だから『なんかちぐはぐな作品だな~』と思いながら読んでいた…。それだけこの世界に入り込めなかったと言う事なのだろう。私は1巻で挫折。だが好きな人ははまるだろう。そういう魅力は十分に感じる作品だった。現在第5巻まで発売されているようだ。

 石黒正数「それでも町は廻っている」。アニメ化もされているらしく最近書店でよく見かける作品。
 下町の商店街を舞台に、ちょっとヘンな女子高生歩鳥(ほとり)の、ちょっとヘンな日常を描いた作品。ごく当たり前な日常的な話と、藤子不二雄っぽいSF(少し不思議)的な話が取り混ぜてある。サブキャラもみないい味出しているし、作品全体に漂うどこかノスタルジックな空気が漂う雰囲気もいい。でもって作者はなかなかの曲者でいろんなトラップを仕掛けて読者を楽しませてくれる。
 かなり面白いのだが、話によってはちょっとあざとい部分が鼻につくかも。それと主人公歩鳥が「よつばと!」の風香に顔も基本的な性格も、微妙なファッションセンスまで似ているのがすこし気になった。風香をさらにアホ方向にエクスパンドした感じだろうか。「よつばと!」と似てる点は全くそこだけなんだけども。
 最近最新の第8巻が出たようだ。

 芦奈野ひとし「カブのイサキ」。昔「ヨコハマ買出し紀行」という作品が話題になった作家の最新作。ちなみに「ヨコハマ…」は未読。
 なぜか10倍の大きさになった地球を舞台に、レシプロ飛行機で飛び回る青年イサキの日常を描いた超スローな作品。毎回さしたる事件も起こらず、のんびりとした空気が漂う独特な作品。毎回何か盛り上げないと連載が打ち切られてしまう少年ジャ○プの掲載作品などとは対極の世界だ。シロとカジカの姉妹をはじめ、主人公をとりまく人々のキャラクターも含めて、そのゆったりとした開放感が強烈な魅力を放つ作品。
 独特の雰囲気のある絵も含めてこの世界観が全然ダメな人もいるだろう。でも私はかなり好きだな。現在3巻まで発売。第3巻が微妙なところで終わっているが、続きが出るのは相当先になりそう。

 岡崎武士「レッツ☆ラグーン」。この作家のことは全然知らなかったが、長い間マンガを書いてなかったそうで、これが13年ぶりの作品だそうだ。
 無人島に漂着した山田くん。事故のショックかなぜここに流れ着く破目になったのか記憶がない。ところが同じ島に同級生のチカが流れ着いていた。彼女の話では修学旅行の船から転落したらしい。というわけで二人っきりの無人島生活が始まるが…とストーリーを語ると陳腐そのものだと思われそうだが、もちろんそれだけではすまない。後半山田が突然船の事故の直後に戻ってしまうのだ。それまでの無人島ラブコメから一気にSFに様変わりしてしまう。チカは発見されず、周囲はチカを死んだものと思い始める。だがチカと無人島で過ごした10日間の記憶がとても夢とは思えない山田は、あの島に戻ってチカを救おうと…。
 はじめに山田が食料とか持っている時点からそうなのだが、たくさんの伏線が仕込んであってなかなか巧妙。今後どうなるのか非常に楽しみな作品だ。
.10 2010 コミック comment3 trackback(-)

comment

青い花はほのぼのファンタジーとして好きでしたが、最近はドロドロして来たので好きではありません。
志村貴子の一番の作品は、星進一トリビュートの生活維持省でしょうか。
コマ使いは巧いけど、ストーリーが特に無いのが志村貴子の特徴だと自分は思っています。

それ町は自分は何となく雰囲気でそれ街はよつばとに似ていると思っていましたが、そう言われると似ていないかもしれません。
2010.12.14 23:49 | URL | 円達磨 #OzsWmzus [edit]
>最近はドロドロして来た

そうなんですか?ちなみにこの第1巻を読んでなんだか昔の学園ものドイツ文学を連想しました。(そういうのって大体同性愛が出てきますからね)
それ以前にキャラの見分けがつかなくて話の流れがつかめませんでした。

確かに雰囲気は似通ったところもありますが、「それ町」は「よつばと」に比べると大分あざといです。「よつばと」以来「日常系マンガ」というジャンルがあるようですが、真に「日常系」と呼べるのは「よつばと」だけのような気がします。
2010.12.15 19:18 | URL | piaa #- [edit]
自分はキャラの見分けがつきますが、ストーリーの流れは分りませんでしたね。
敷居の住人なんかを読んでいる自分としてはこの人の作品はストーリーの本筋がある作品は少ないように思えますね。
あえて挙げるなら放浪息子なんかはそれなりにストーリーがありますね。
放浪息子は女の子の格好をする男の子の話なんですが、その子が未だに、女の子になりたいのかただ女の子の格好がしたいだけなのか良く分らないんです。
ただ、体が徐々に大人に変わって行くことに戸惑いは感じているようです。
成長していくという本筋はありながら、大部分は本筋から外れた話ばかりです。


結局この人の特徴は柔らかいタッチとコマや間の使い方が巧いことであった、ストーリーの本筋を描く巧さは無いように思えます。
2011.01.03 13:13 | URL | 円達磨 #OzsWmzus [edit]

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