P.K.ディック 地図にない町
2005-11-03-Thu-23:11

P.K.ディックの作品は20年〜15年くらい前に、かなり読んだ。サンリオSF文庫を含め10作位は読んだ覚えがある。レムとストルガツキーに次ぐ私のフェイバリットなSF作家だった。
それが今、全く手元にない。
本と言う奴は…他の何でもそうだろうが、読んだそのときは結構強い印象を持ったとしても、何年も、あるいは十数年もたつとその印象は薄まり、よほど強烈なものしか心に残っていない。
私の場合、ディックの作品をあんなに集中的に読んだのに、意外とその一つ一つの作品については、よく覚えていないのだ。一つ一つの作品よりも、どの作品にも共通するこの作家独特のスタイル、全体像で記憶に残っている作家なのである。
さて本題。これは早川文庫の、なぜかNVに分類されているディックの短編集。タイムスリップして未来に来てみたら悲惨な戦争だった、という「薄明の朝食」、食糧としてオプタス人から買ったブタのような、だが高い知能を持つ動物ワブを食うべきか、食わざるべきか「輪廻の豚」、失われた惑星「地球」へ行きたいと言う大金持ちのばあさんを、適当な惑星に連れて行く「ありえざる星」、そして存在しない町を訪ねる表題作「地図にない町」。どの作品もちょっとひねった結末が用意されている。
すごく深刻な事をさらっと書いちゃうのがこの人の作品のいいところだと私は思っているのだが、その特色はこの短編集のはしばしに感じ取れる。
ディック、またちょっと読み直してみようかな
COMMENT
わたしも・・
2005-11-04-Fri-10:08
実は・・・
2005-11-04-Fri-23:53
この「地図にない町」の画像、無断でmanimani店長のお店から拝借致しました。
それにしてもディック作品、なんで覚えてないんでしょうか?
どの作品も結構インパクトある作品だと、読んだ時は思ったような気がするんですが・・・
それにしてもディック作品、なんで覚えてないんでしょうか?
どの作品も結構インパクトある作品だと、読んだ時は思ったような気がするんですが・・・
破綻とネタの使いまわし?
2005-11-07-Mon-12:50
ディックは長編ではしばしばストーリーが破綻して同じような話に収束してしまったりという傾向にあるからでしょうかね?
あと短編ではネタを結構使い回していますよね、そのせいで覚えにくいんでしょうか・・・
長編でも主要な奴は結構覚えています。けど、細部はかなり忘れていると思いますね。読み直したいです。
あと短編ではネタを結構使い回していますよね、そのせいで覚えにくいんでしょうか・・・
長編でも主要な奴は結構覚えています。けど、細部はかなり忘れていると思いますね。読み直したいです。
2005-11-10-Thu-00:41
はじめまして。
この短編集は絶版にならずに生き残っていますね。やっぱり,表題作が際立っていると思いますが,「レダと白鳥」だったかな,すごく後味の悪い作品も印象に残っています。
ところで,最近,ちくま文庫の「ウォー・ゲーム」が復刊しましたね。
前に,SFマガジンで,この翻訳者についての厳しい評価がされていたような記憶があり,ちょっとそういう色眼鏡でみてしまうところもあるのですが。
この短編集は絶版にならずに生き残っていますね。やっぱり,表題作が際立っていると思いますが,「レダと白鳥」だったかな,すごく後味の悪い作品も印象に残っています。
ところで,最近,ちくま文庫の「ウォー・ゲーム」が復刊しましたね。
前に,SFマガジンで,この翻訳者についての厳しい評価がされていたような記憶があり,ちょっとそういう色眼鏡でみてしまうところもあるのですが。
おおぎょるたこさん
2005-11-10-Thu-22:21
コメントありがとうございます
私は古本屋で見つけたので絶版かどうかはわかりませんでした
この翻訳者にきびしい評価がされていたというのは知りませんでした。
でも翻訳というのは(特に日本語という特殊な言語がからむと)極めて創作に近い作業なので、好き嫌いは出るんでしょうね
私は古本屋で見つけたので絶版かどうかはわかりませんでした
この翻訳者にきびしい評価がされていたというのは知りませんでした。
でも翻訳というのは(特に日本語という特殊な言語がからむと)極めて創作に近い作業なので、好き嫌いは出るんでしょうね
2007-11-26-Mon-16:31
太字の文fはじめてコメントさせていただきます
突然であつかましいおねがいなのですが、サンリオの文庫の画像ヲブログに使いたくて探しておりましてこの貴重なイメージにであいました。
プリントした画像をボクのブログでつかわせてもらえないでしょうか
よろしくおねがいします
突然であつかましいおねがいなのですが、サンリオの文庫の画像ヲブログに使いたくて探しておりましてこの貴重なイメージにであいました。
プリントした画像をボクのブログでつかわせてもらえないでしょうか
よろしくおねがいします
ジロウズブラスバンドさま
2007-11-26-Mon-22:28
猫をはじめ、私の撮影した写真については私に著作権があるわけで、転載はお断りしますが、
本の表紙の画像については私に著作権があるわけではありませんのでなんともいえませんが、本の表紙画像は自由に使っても差し支えないだろうと考えています。本来は各出版社に許可をもらわないといけないのかもしれませんね。
ちなみにこの本はハヤカワNVで、サンリオではありませんが…
本の表紙の画像については私に著作権があるわけではありませんのでなんともいえませんが、本の表紙画像は自由に使っても差し支えないだろうと考えています。本来は各出版社に許可をもらわないといけないのかもしれませんね。
ちなみにこの本はハヤカワNVで、サンリオではありませんが…



懐かしいのでどれもほとんど覚えていません(^^;)
ディックはいま続々絶版に追い込まれていますね。書店でもあまりみかけません。悲しいことです。