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あずまきよひこ よつばと!第1、2巻


 夏休みの始まる日綾瀬家の隣に越してきたのは、少しヘンな小さな女の子よつばとその父。綾瀬家の三姉妹を巻き込んで、よつばの夏休みが始まった。

 わが家の次女MINMINが、どこかで少し読んだらしく、面白いからぜひ買ってくれというので2巻まで買ってきた。
 で、かなり面白かった。一緒に買った「プルートウ」第3巻が印象に残らなかったほど面白かった。

 この作品には誰もが覚えのある子供時代の、永遠に続くかのように思った夏休みの、冒険と発見と驚きが満ち溢れている。 主人公よつばのハチャメチャぶりを支えるサブキャラたち、とーちゃん、ジャンボ、綾瀬家のあさぎ、風香、恵那の三姉妹がそれぞれ個性的で光っている。現代日本ではいつの間にか失われた隣近所の濃密な関係がここにはあって、それがどこかノスタルジックでもある。
 そしてなにより主人公のよつば。ちょっとありえないほど何にも知らないハチャメチャなこの少女にとって、目に映るすべてのものが発見と驚きなのである。
 何でも楽しめる無敵の少女、よつば。でもどこかにこんな子いるぞ。
 …MINMINだ。MINMINを直接に知らないあなた。MINMINはよつばを小学校5年生にしたような子です。(絵は上手だけど)

 作者のあずまきよひこは「あずまんが大王」という作品で一部には知られているが、一般にはほとんど知られていない寡作の漫画家。この作品は、萌系っぽい絵柄で敬遠する人もいるかもしれないし、早く次ぎ読みてえ!というようなマンガではないが、とてもいいマンガである。ぜひ読んでみてほしい。現在4巻まで発売中。4月に5巻が出る予定だそうだ。
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.31 2006 コミック comment2 trackback0

ポプラル!


 popular! 2005年 米
監督:ジェニファー・パズ

 地元キューバで圧倒的な人気を誇るチャランガ・アバネーラ。鮮烈なその音楽は一度聴いたら忘れられない。ボーカルのエブリスとレオニが超イケメンなのでそっちの方でも盛り上がる事は間違いなし。激しくセクシーなダンスはキューバ国内でもちょっとやりすぎという声もあるくらいで、今流行の言葉で言うと「エロかっこいい」バンドだ。

 2003年と2004年の夏にはハウステンボスでもライブを行い、すっかりうちの女どもを虜にした彼らだが、その彼らを世界中追いかけてドキュメンタリー映画にしたのがこの「ポプラル!」。監督のジェニファー・パズ自身がチャランガ・アバネーラの熱狂的なファンなのだそうだ。

 映画がはじまって、エブリスとレオニが「Soy Cubano,Soy Populer」を歌いだすともうだめだ。RINRINもまゆまゆ(かみさん)もTVの前で、ビクターの犬のように動かなくなる。
 まあ映画の中に出てくるキューバのファンの女の子たちみたいに腰を動かさないからいいけどね。この腰の振り方はすごい。これに比べるとレイザーラモンHGなんてなんでもない。

 でもこんなに人気があってもキューバは貧しい国、あんまりメンバーもお金持ちにはなってないみたいである。歌の中でエブリスのことを「エル・ボニ(エブリスの愛称)はイケメン、でも役立たず、金も持ってない」などと自嘲的な歌詞をカッコよく歌っている。
 ハバナでは彼らはローカル・スターみたいな扱われ方をされているようで、いわば庶民的なスターなのだ。
 実際にエブリスとレオニにはライブの後にうちの女どもと一緒に写真を撮らせてもらった事があるが、疲れているはずなのにいやな顔ひとつせずに写真を撮らせてくれた。…その写真は今はうちの女どもの家宝である。
 映画の方は残念ながらHTBでの映像はナシ。ちょっとガッカリ。こういう音楽ドキュメンタリーって、特にキューバなんて国のバンドだし、なんだか政治の話とかが絡んで暗い内容だったりしたらいやだなあと思ったが、もちろんそんなことはナシ。ライブシーンがたっぷりあってとても楽しく見れた。

 それにしても…エブリスがグループを抜けてしまって、新しく入ったボーカリスト、レオがひどくブサイクだという噂は聞いていたが、これほどのブサイクとは…
 でもボーカルがブサイクでもいいからまた来てくれないかな、ハウステンボスに!
.30 2006 映画(ハリウッド) comment0 trackback0

「奇跡の時代」は終わらない -レム追悼-

lupa.jpg

 スタニスワフ・レムが亡くなった。
 私のレムとの出会いは、23年前。大学生だった私がなんとなく手にしたハヤカワ文庫の旧版「ソラリス」だった。
 この作品の持つ単純なSFにとどまらない多面的な要素に驚かされた私は、それから彼の作品を片端から読んだ。これらの作品は私のそれまでのSF観を完全に打ち砕き、一度彼の作品に触れると、それまでは傑作と思っていたアメリカSFが(ディックを除いて)どれも上っ面だけの薄っぺらなものである事に気づく事になった。

 私はレムを読むことによって一般的な意味でのSFファンではなくなったのである。レムや、後に読むようになったストルガツキー兄弟の作品には、アメリカSFとは全く違う観点…いわば、人間第一主義を否定する観点が、通奏低音のように流れている。それが皮肉たっぷりに現れた「砂漠の惑星」のラストは共産主義とアメリカSFの両方を同時に嘲笑うありえないほど完璧なシーンだった。
 レムがこの作品を書いたのはもう40年ほど前なのに、いまだに人類が宇宙のスタンダードではありえないという事が理解できない自称SFファンが多いのは情けないとしか言いようがない。
 
 68年の「天の声」で早くもシリアスSFの限界に達したレムはこれと前後して「完全な真空」や「虚数」のようなメタフィクション路線と、「泰平ヨン」シリーズや「ロボット物語」シリーズのようなユーモア(アイロニー?)SF路線、さらには「SFと未来学」のような学術書(のようなもの)などさまざまな形の作品を書くようになる。逆に言うとそれらすべての要素が「天の声」という作品に盛り込まれている、と言えるかもしれない。

 私のレムベスト3は「ソラリス」「宇宙飛行士ピルクス物語」「虚数(ゴーレムXIV含む)」である。しかし一番レムの本質に近い作品としては「泰平ヨンの現場検証」を推す。ここにはレムが書いて来たすべての要素がある。読むのは大変な忍耐が要求されるが…

 私にとってレムは生涯をかけて追いかけ続けたい作家だった。
 彼なき今、彼のほとんどの著作が手に入らないという今の状況下で、国書刊行会のレムコレクションの残りが発売されてしまったそのあと、私は何を待つ事になるのだろう。
 レムがいなくなっても、彼が言うように『奇跡の時代』が、まだ終わっていない事を信じるしかないのだろうか。
.29 2006 スタニスワフ・レム comment2 trackback0

巨星堕ちる

lempegazraster.jpg

夜中になって大きなニュースが飛び込んできました。asahi.comの記事によるとスタニスワフ・レム氏が27日に亡くなったそうです。

 SFうんぬんは別にして、20世紀最大の作家の一人であった事は間違いありません。そして驚異的な知性の持ち主でした。
 84歳と言う高齢、遠からずこんな日が来るとは思っていましたが、やはりショックです。
 ご冥福をお祈りいたします。
.28 2006 スタニスワフ・レム comment2 trackback0

ウイリアム・シェイクスピア ヴェニスの商人


 今日は風邪と花粉症と睡眠不足でなんだか体調がイマイチ。春先はどうもピリッとしない。皆さんも体調には気をつけましょう。

 さて「ヴェニスの商人」と言えばシェイクスピアの喜劇の中でも「夏の夜の夢」と並んで有名な作品であるが、なぜか私はこれまで読んだ事がなく、今回はじめて読んだ。アル・パチーノ主演の映画が最近公開されたらしいが映画化もこれが初めてだったそうだ。

 物語は強欲なユダヤ人の金貸しシャイロックが借金のかたにアントニーの胸の肉1ポンドを要求、その正当性を争う裁判が行われるという、ひょっとして史上最古の裁判劇(?)の部分が有名。借金についての民事裁判劇なので、古典劇としてはかなり現代的で独自性が強いかも。

 しかし読んでみると裁判劇とそれに関する部分と三組の恋人たちの顛末が等価に描かれていて、錯綜した複雑な内容でいながら決してわかりにくくならない所がシェイクスピア劇らしい。

 それにしてもシャイロックというキャラクターがすごい。ユダヤ教徒であるシャイロックはシェイクスピアらから見ると異教徒である。しかもシェイクスピア時代のイギリスはユダヤ人の入国を認めなかったらしい。シェイクスピアは実際のユダヤ人を見たこともないのに、当時のユダヤ人のイメージにぴったりのこのキャラクターに、キリスト教徒を批判する強烈なセリフを吐かせるのである。

 「キリスト教徒がユダヤ人にひどい目に会わされたら、ご自慢の温情はなんと言いますかな? 仕返しとくる。それならユダヤ人がキリスト教徒にひどい目に会わされたら、われわれの持ち前の忍従は、あんたがたのお手本から何を学んだらいいのか? やっぱり仕返しだ。」
 400年前に、こんな現代的なセリフを書いたシェイクスピアはやはり天才だとしか言いようがない。
.27 2006 シェイクスピア comment0 trackback0

続・空中ブランコ乗りのキキ byRINRIN

 先日続編を書いてみた別役実作「空中ブランコ乗りのキキ」ですが、
 わが家の長女RINRINの書いた「空中ブランコ乗りのキキ」の続編が学校から戻ってきたのでUPします。荒削りですが味のある内容なので彼女が書いた原稿のまま、全く手を入れずに転載しました。

「続きを読む」でどうぞ。
.26 2006 本についての雑記 comment3 trackback0

MINMIN、自己紹介する

 わが家の下の娘MINMINも、今日で5年生の修了式を迎えた。
で、クラスの文集を持って帰ってきたのだが、
その中にあった彼女の自己紹介のイラストが傑作なので紹介する。
まずは似顔絵。
minmin.jpg
次は得意なこと
minmin2.jpg
そして趣味
minmin3.jpg
.25 2006 日記など comment2 trackback0

ビュルガー ほらふき男爵の冒険


 ミュンヒハウゼン男爵の語る荒唐無稽の冒険譚の数々。ロシアへ、トルコへ、果ては月へと男爵の語るホラ話は加速する。
 言ってしまえばただただナンセンスなジョーク満載の本である。しかしレムの「泰平ヨン」シリーズや、カルヴィーノのQfwfqシリーズなどに影響を与えたと言われては私としては無視できなかった。

 いろんなエピソードの中でも月に行った話はSF的で、ここで描かれる月人たちは半分植物で、単性生殖という生き物である。彼らの間では目玉を付け替えるのが流行している。これだけ読んでもレムの「泰平ヨンの航星日記」に出てきそう。しかしこのレムの先祖の作品では惜しむらくは物語がそれ以上には進まない。アイディアの提示だけで終わってしまうのだ。

 数々のホラ話を飛ばすミュンヒハウゼン男爵は、実は実在の人物だそうで、実際にかなりのホラを飛ばした人物らしい。この作品はこのミュンヒハウゼン男爵のホラ話にイギリスのマンチョーゼンという人のホラ話を加えたものなのだそうだ。世の中にはヘンなやつが一人ならずいるものである。

 子供たちにも理解できる楽しい昔話といえるだろう。そういえば子供たちが小さい頃この作品の絵本を持っていたっけ。
.25 2006 ドイツ文学 comment0 trackback0

文章書いてお金を稼ぐ(アフィリエイトじゃないよ)

 ブログルポの記事コンテストに投稿していた記事「SF映画について語る」が、参加164件中6位をいただきました。詳細はこちらで。これは記事を読んだ人に評価していただいたポイントで順位をつけるというもので、それだけ皆さんに私の記事が高い評価をしていただいたという事になります。評価してくださった皆さん、ありがとうございます。
 なんとこれが、順位が上位だった場合賞金をくれるそうで(応募した時は賞金があるなんて読んでもいませんでした)、6位から20位までは700円。私は700円の賞金をGETしたのです!
 長い事生きてきてたくさん文章を書きましたが、文章書いてお金を貰ったのは初めてです。わずか700円とはいえ、すごく嬉しいもんですね~
 …ってよく見たら、5位だったら1500円だったのか。3ポイント差で800円。ちょっと口惜しいかも。
.24 2006 本についての雑記 comment7 trackback0

P&M Blog 開設1周年!

 今日で、FC2でのこのブログも丸一年になります。
昨年3月11日にYAHOOブログではじめましたがあまりにも重いためFC2に移転したのが3月22日。くしくも長女RINRINの誕生日でした。以降丸一年間、昨日の記事までで240もの記事を書いていました。
 私の読むわけのわからん本や、宇宙の話、果てはのらねこの話題など取り留めのない私の話にお付き合いいただきありがとうございます。
 今後も今まで通りお付き合いいただきますようよろしくおねがいいたします。

 で、ぜんぜん関係なさそうな気もしますが、今日現在の積ン読リストを発表しておきます。
ガルシア・マルケス「百年の孤独」「愛・その他の悪霊について」
カルヴィーノ「木のぼり男爵」「見えない都市」
ブローティガン「ビッグ・サーの南軍将軍」
シェイクスピア「アントニーとクレオパトラ」「ヴェニスの商人」
ノヴァーリス「青い花」
イアン・フレミング「ムーンレイカー」
マキューアン「アムステルダム」
立原えりか「小さな花物語」「青い羽のおもいで」
辻邦生「夏の海の色」「雷鳴の聞こえる午後」
鍋島雅治・はしもとみつお「築地魚河岸三代目15、16」

う~ん、なかなか多いぞ
.22 2006 日記など comment8 trackback0

エンケラダス


 ↑クリックで拡大 土星の衛星エンケラダスは直径500kmの、何の変哲もない雪球天体だ。と、思われていた。探査船カッシーニが下の写真を撮るまでは。
enche_watar.jpg
これは何かというと、エンケラダスの表面から水が噴出している画像なのだ!
 もう一度最初のエンケラダスの写真を拡大して見てもらうと、南半球に巨大な溝か皺のような縞模様が見えるが、このような地形の下にある水が、地熱で高温になって表面に噴出するらしい。これらの皺の部分が他の部分よりも高温である事からもそれが証明されている。そのメカニズムの詳細は下の図にて。
enche_watar2.jpg
と、言う事はとりもなおさず、エンケラダスの凍った表面の下にはかなりの量のH2Oが液体で存在している可能性が高い、ということを指している。
 もしH2Oが液体で存在しているのならば極端な話、何らかの生命が存在していても不思議ではない。以前から木星の衛星エウロパの凍った表面の下に水があるのではといわれてはいたが、エンケラダスはいきなりその可能性がぐっと高まった天体になった。

 これってかなりすごいニュースだと思うんだけどあんまり新聞もニュースも取り上げなかったのはなぜだろう。
.20 2006 宇宙 comment3 trackback0

イタロ・カルヴィーノ 不在の騎士


 中世騎士の時代。フランス軍の白い甲冑の騎士アジルールフォはひとつだけ他の騎士たちと違う事があった。彼の甲冑の中は空っぽ。すなわち、彼は存在していなかったのである。
 …というアイディアが浮かんだとして、われわれ凡人はせいぜい数ページの小話なら書けるかも知れない。それがカルヴィーノの手にかかると、200ページの中編小説になってしまう。

 不在の騎士・アジルールフォのまわりに、敵討ちに燃えて戦いに参加したが右も左もわからず戸惑う若者ランバルド、女騎士ブラダマンテ、アタマの弱い従者グルドゥルーらを配して波乱万丈の中世絵巻を繰り広げる。
 ランバルドの敵討ちのシーンや、グルドゥルーがアジルールフォの従者になるくだりなどはかなり笑える。ワーグナーのオペラなどでおなじみの聖杯の神聖騎士団がかなりヤバいカルト教団として描かれているところも面白い。
 肝心の「不在の騎士」アジルールフォは、騎士道と誇りが強く固まって意思を持った物だったのだが、誇りの根拠が打ち砕かれるとあっさり消滅してしまう。男のプライドなんてつまらないものだ、という事だろうか。
 いろいろと深読みしてもいいかもしれないが単純に楽しいファンタジー・冒険小説として読んでいいと思う。

 それにしても今月読んだ本はどれも傑作で、私の好みの作品ばかりである。こういうときは不思議なもので当たりが続く事が多いのだが、この「不在の騎士」も見事に私のつぼを突いた傑作である。文庫化されていて安価で簡単に手に入るようになったのでぜひ読んでみてください。
.19 2006 イタリア文学 comment2 trackback0

リチャード・ブローティガン アメリカの鱒釣り


 この本は、一体なんだろう。
 わたしはその夜、書店でこの本を手に取って考えた。ブローティガン。私の脳裏にかすかに触れる作者の名前。大学時代によく聴いた歌手の歌の歌詞に「ブローティガンなど夢中で読んで…」とあったのを思い出す。歌のタイトルも覚えていないけど。そういえばあの歌手も若くして死んだっけ。おととしの年末だったか。
 では彼女も、少なくとも彼女の歌の主人公もこれを読んだのだろうか。
 それで、つい手に取ってしまったのだ。

 ちょっとページを開いてみる。なにやらヘンな作品のオーラを感じる。それでも買うまでにはなかなか踏ん切りがつかない。やっと金を払って駐めておいた車に戻ると、3月のなかばだと言うのに雪で車が真っ白になっていた。

 この本は、一体なんだろう。
 ほとんど行ごとにあふれる隠喩。開拓時代から続く歴史や、よい事も悪い事も飲み込んで流れる河のようなアメリカ。
 その河に釣り糸をたれる伝説の謎の男「アメリカの鱒釣り Trout Fishing in America」そして主人公(おそらく作家自身)は彼を探してか探していなくてか、とにかく旅をしているらしい。
 だが、この作品にとってプロットなどどうでもいいことなのだ。ここにはとても抽象的な美が文章で表現されている。
 シュールレアリズムではなく、抽象なのだ。言葉のイメージによるモザイク。川面を跳ねる鱒。そのわけのわからない強引な美に、私はたじろぐ。

 そしてこの本の翻訳の見事さ。ついその語り口を真似したくなる。まあいいか。村上H樹も真似してるようだし。

 ここで、私の人間的欲求を表現すれば、私は、ずっと、マヨネーズという言葉で終わる記事を書きたいと思っていた。

 追伸:生きてるんなら更新してよ、マヨネさん。
.17 2006 北米文学 comment2 trackback0

HPリニュアル記念



.16 2006 ねこ comment2 trackback0

リニュアルしました!!

…って、どこが!って声が聞こえてきそうですが、このブログではなくてHPの方を完全リニュアルいたしました。ほぼ一年にわたり放置していましたので、私自身存在を忘れかけておりました。
 晴れて完全なねこ写真サイトに変貌を遂げた私の新HP「piaaののらねこカタログ」をよろしくお願いします。ブログの方のねこ写真もこれからも変わらず載せていくつもりです。ご感想などはこちらのブログにお願いします。
.15 2006 PC/家電/カメラ等 comment0 trackback0

トーベ・ヤンソン ムーミン谷の仲間たち


前回読んだ「朗読者」がずっしり心に残って重かったので、なにか軽いものでも読もうと、児童文学「ムーミン谷の仲間たち」を取り出した。これはムーミン谷の人々が主人公の短編集。
 で、読んでみて思った。えっ、これって子供向けなの?これは子供が読むには難しいでしょう? てかぜんぜん軽くないし…

 スナフキンが、頭に浮かびそうになった春のメロディをはい虫のティーティー・ウーに邪魔され(「春のしらべ」)、スニフは犬の人形セドリックを手放した事を悔やみ(「スニフとセドリックのこと」)、笑顔を失ったニーニは透明になり(「目に見えない子」)ムーミントロールは小さな龍を捕まえる(「世界でいちばんさいごのりゅう」)。どの作品も深い比喩と象徴を含んでいるようで一筋縄ではいかない。

 「ニョロニョロのひみつ」では謎の動物ニョロニョロとムーミンパパの珍道中が描かれる。パパは何とかしてニョロニョロとコミニケーションをとろうとするが、結局ニョロニョロの生態の一部が明らかになっただけで意思の疎通は出来ない。まるで不可知論SFだ。

 童話らしい話としては「しずかなのがすきなヘムレンさん」を挙げておこう。隠居して年金暮らしをしようとしたヘムレンさんが、以前勤めていて洪水で失われた遊園地を、心ならずも再建する事になってしまう物語で、この作家らしい独特のユーモアを感じる。

 最も印象に残ったのは「世界の終わりにおびえるフィリフヨンカ」。フィリフヨンカは一軒家に一人で住んでいるオールドミスで、淡々と日常を過ごしながら常に世界の終末への恐れが彼女の脳裏からはなれない。
 この作品を読みながら私はタルコフスキーの映画「サクリファイス」を思い出していた。物語のテーマも、家が破壊されてしまう結末も通じるものがある。
 嵐と竜巻で家を破壊されたフィリフヨンカはすべてを失って不安から開放される、という逆説的ハッピーエンド…と読んでいいのだろうか?

 普段は冬眠するので、クリスマスを知らないムーミンたちがクリスマスを迎えるために大騒ぎをする「もみの木」が巻末に来て童話らしくこの本を締めくくる。
.15 2006 その他欧州文学 comment2 trackback1

つのだたかし・波多野睦美の演奏会に行く


12日、アルカスSASEBO中ホールで行われたつのだたかし(リュート)と波多野睦美(メゾ・ソプラノ)の演奏会に行ってきた。
 つのだ氏のリュートの繊細な響きと波多野さんのやわらかくあたたかい声が融けあって、ダウラントなどルネサンス期の音楽や、武満徹の歌曲が心にしみわたる演奏会だった。
 バッハなどバロック音楽とも、シューベルトのようなクラシックとも違う、雅(みやび)でいてエモーショナルな不思議で素晴らしい音楽である。興味がある方はダウランドアンドカンパニィを参照の事。

 今回は演奏会の後半、有名な詩人の谷川俊太郎氏がゲストとして登場し、自作の詩を朗読したりつのだ氏、波多野さんとトークしたりという企画でなかなか興味深かった。武満徹の遺作に谷川氏が作詞した「MIYOTA」を波多野さんが歌ったのが胸を打った。この曲は残念ながらCD化されていない。

 さてこの演奏会が行われたアルカスSASEBO中ホールは約500席、教会の響きを模した極めてよく響くホールで、声楽や器楽、室内楽専用のホールである。
 今回の演奏会では音量の小さなリュートの音も波多野さんの繊細な声もこのホールの響きにぴったりなのだが、おそろしい事にこのホール、観客席の音もとてもよく響くのだ。
 最近花粉症気味の私は開演前についくしゃみをしてしまったのだが、ホール全体に私のくしゃみが響き渡って、私自身びっくりしてしまった。その後、夕食を食べていなかった私は演奏中に腹でも鳴ったらと思うと緊張してしまった。幸い大丈夫だったけど。

 CDも買って来た。私は「流れよ、わが涙 Flow My Tears」がとても好きなのでダウランドの歌曲集「悲しみよ、とどまれ」を買って来た。サインももらってきた。以前買った「サリー・ガーデン」とふたつ、サイン入りで揃った。
dowsorrow.jpg
レビューは後日。
.14 2006 クラシック音楽 comment2 trackback0

『』バトン

 イーゲルさんから『』バトンが!
お題は『SF』です

1.PCとか本棚にある『SF』
 私の本棚を見ても、SFってレムとストルガツキー以外は実はあんまりありません。ディック、コードウェイナー・スミスくらいです。
 ディックなどはもっと読みたいんですが意外と売っていないんですよね~

2.今妄想している『SF』
廃刊になったままのレムとストルガツキーの作品が復刊し、
さらにレムの「泰平ヨンの地球の平和」の邦訳が出ることを。期待するにはあまりにはかない望みなので妄想する。

3.初めて出会った『SF』
うーん、なにかな。
多分TVで見た「宇宙大作戦」(スタートレック)。カーク船長、スポック大好きでした。ちなみにピカード艦長の新スタートレックも好きです。

4.特別思い入れのある『SF』
「ソラリス」や「路傍のピクニック」は「SF」としてではなく文学作品として思い入れがあるので、「SF」として思い入れのある作品としては思い浮かばないのですが。
「SF」として印象の強いものとしてはレムの「無敵(砂の惑星)」レム作品の中で唯一ハリウッドで映画化してもOKな作品。この事態の前で無力な主人公。でもなんだかカッコイイ。

5.あなたにとって『SF』とは?
私の読む本のなかの一ジャンルに過ぎません。どうもレム、ストルガツキーが好きな作家というとSFファンだと思われがちですが、上でも述べたように、そして私のブログの記事にも現れているとおり私の読書の好みは、SFファンの方々のものとは違うと思います。ハインラインなんか大嫌いだし、クラーク、アシモフには食指がまったく動きません。逆にガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」や福永武彦「死の島」そして先日読んだシュリンク「朗読者」はぜひ皆さんに読んでほしい作品です。
 私がこだわっているのは本そのものの内容であって、ジャンルではないのです。
.13 2006 日記など comment2 trackback1

さらば愛しきねこよ


カタメちゃんは去年の春生まれ。生まれたすぐから左目が悪かった。育たないかと思ったが小柄ながらも元気に育った。左目が悪い以外はご覧のとおりの美人だ。
 私にはなついて、私を見るとどこからともなく走ってきてじゃれ付いてきた。そしていろんなポーズで写真に納まってくれた。



でもやっぱり小柄なカタメちゃんは今年の冬の寒さに耐えられなかった。
 今彼女のいなくなったかみさんの実家前は、すこし寂しくなった。
.12 2006 ねこ comment0 trackback0

ベルンハルト・シュリンク 朗読者


 15歳だったぼくは、20歳以上年上のハンナに恋をする。恋は彼女の失踪で終わるが、数年後法科の学生になったぼくの前に、ハンナが再び現れる。ナチスの協力者、戦争犯罪者を裁く裁判の被告として…
 ドイツの作家シュリンクによる作品。主人公ミヒャエルの一人称で書かれている。以下激しくネタバレ。

 古本屋でなんとなく惹かれて手に取った作品である。昨日読み終わったのだが、今もこの250ページ足らずの小説が私の頭の中にこびりついている。強烈な印象を残すこの小説はさまざまな読み方が可能な作品だと思う。感想を書き記すのもとても難しい作品だ。

 人がどれだけ人を理解できるのか、理解できないとしたらどこにその境界はあるのか、という物語でもある。
 ナチスの犯罪に、心ならずも加担せざるを得なかった人間の物語ともいえるかも知れない。
 若い日のひとつの恋のために人生を棒に振る男の物語と捉えてもいい。

 ドイツの人々の真摯さを思う。先の戦争を厳しく自己批判して、そのためには世代の断絶をも辞さない。親の世代に向かって「なぜあなたはナチスに協力したのだ」と問いかける真摯さ。でも戦争という大きなうねりの中で人間は何が出来るだろうか。

 ハンナは字が読めないというハンデを恥じて、そのハンデがあっても勤められる就職先としてゲシュタポを選んだだけだった。そして戦後も、たくさんのユダヤ人を死に追いやったという事よりも字が読めない事のほうを恥じたのだろうか。
 ちなみに「朗読者」というタイトルは字が読めないハンナが字を読めない事を隠してミヒャエルに文学作品を朗読させた事と、ハンナが文盲だと気づいたミヒャエルが服役中のハンナに朗読のテープを送り続けた事から来ている。裁判ではハンナが強制収容所で囚人の女の子にも朗読をさせていた事がわかるというグロテスクな一面も明らかになる。

 ミヒャエルの行動もおよそほめられたものではない。ハンナが字が読めないことを証明すれば裁判はかなり有利に運んだはずなのに、ハンナがそれを恥じていることを思ってその事を弁護士にも言わない。刑務所長から面会を求められてもなかなか応じない。
 でもこれは自分に当てはめて考えてみると、大事な事を大事であるがゆえに気後れしたり、後回しにしてしまうということはあると思う。その点この作品はとてもリアルだとも言える。

 ああもう、なに書いてるんだろう。ぜんぜんこの作品の核心に迫れていない。この作品のキモは自由と尊厳について語る哲学者の父の言葉だ。「他人がよいと思う事を自分自身がよいと思う事より上位に置くことはない」
 ハンナの心の奥底は誰にもわからない。ミヒャエルもハンナの意思を尊重してやるしかないのだ。たとえ語られない意思であっても。
.09 2006 ドイツ文学 comment0 trackback0

倖田來未 BEST-second session-


プロフィールに音楽の守備範囲として「バッハから倖田來未まで」を標榜するワタシとしては取り上げないわけにもいかない倖田來未の最新アルバムは、話題になった昨年末からの12週連続リリースのシングルを集めたベストアルバム。CDのみ2940円、シングル12曲のクリップを収録したDVD付が3990円、さらに昨年のライブ映像を収録したDVDがついた3枚組5040円。

 倖田來未といえばその露出度の高さで以前から一部には絶大な支持を受けていたのだが、昨年秋くらいから妙に注目されだして、レコード大賞も獲っちゃうし、すっかりスターになってしまった。
 若い人たちの間でもすごく支持されているようで、特に女の子たちに人気があるようだ。
 いままで若い女の子が一番支持している歌手というと浜崎あゆみだったが、このマネキン人形みたいな人が我々おじさんにはヴィジュアル的にも音楽的にもどこがいいのかさーっぱり理解できなかったのに比べると、倖田來未はおじさんたちにも非常に理解しやすい所がいい。
 目がでかすぎないところもいいし、エロいところもいい。
 でも昔だったら、おじさんたちがこっそりビデオ見てたりしたろうな~
 CDだけ聴いたら歌はうまいし曲もよく出来ているが、やっぱりDVDで映像を観たい。

 で、クリップ集のDVDを観る。すごい物量である。大体12曲というと普通のアーティストの3~4年分のシングルを3ヶ月で出したことになる。クリップの衣装だけでも1曲あたり数着を着ているわけで、撮影に費やした時間を考えると、本人やスタッフもとんでもなく多忙だったに違いない。
 それにしても、わが家では(音だけでも)再生禁止処分を受けた「今すぐ欲しい」をはじめとして相変わらずエロくていい。クリップでは「You」「Feel」「Lies」「Someday」が連続物になっているのが面白い。三人の若い男がそれぞれの恋の経験を話し、その相手が倖田來未な訳だが、すべて破局してしまう。そして最後の曲「Someday」では再会への希望が歌われ、なかなか感動的である。

 でもいつまでもこの路線で行くわけにもいかんだろうし、どこでどう軌道修正するのかがこれからの注目ポイントだろうか。 
.08 2006 J-POP comment2 trackback0

猿の惑星


Planet of The Ape 1968年米
監督: フランクリン・J・シャフナー
出演: チャールトン・ヘストン、キム・ハンター

 「世界名作シネマ全集」第6巻「惑星ソラリス」とカップリングされていた、いわずと知れた往年のSF映画の名作。ずいぶん久しぶりに観た。いままでTVで観たのはだいぶカットされていたらしく、テイラーたちが砂漠を歩くシーンなどははじめて見たような気がする。
 地球を飛び立ったテイラー(ヘストン)を乗せた亜光速宇宙船は、事故でとある惑星に不時着する。そこには猿の文明があり、人間は知性のない害獣として猿たちに追い立てられていた。仲間を失ったテイラーは動物学者でチンパンジーのジーラらの協力を受け脱出を図るが…

 とにかく1968年の映画とは思えない猿たちのリアルな、細かい表情まで作ってみせる特殊メイクが素晴らしい。数十人の猿が同時に画面に出てくるシーンもあり、CGのない時代にこれを実現するのは大変な労力だっただろう。「ベン・ハー」「十戒」の大スターチャールトン・ヘストンの起用というのもすごい。当時海のものとも山のものともつかなかったSF映画をそれだけで注目させたキャスティングだったことだろう。

 映画そのものは非常にシンプルにまとまった無駄のないシナリオで、あの有名なラストまで2時間見るものを飽きさせない。猿たちの間(オランウータンとチンパンジー)にも反目や差別があるのが悲しいし、真実を知っていながら信仰を擁護するためにそれを認めようとしないゼイアス長官が人間臭くていい。

 猿たちが英語でしゃべってる時点で地球だろ、などと言ってはいけない。テイラーだって途中からこの星が地球ではないだろうかと疑っていたはずだ。だから大昔始めてこの映画を観た時も最後のシーンは驚き半分、やっぱりねという気持ちも半分だった(と思う)。それでも一緒に観ていたMINMINはやっぱり驚いていたけどね
.07 2006 映画(ハリウッド) comment0 trackback0

ここ掘るにゃん


写真撮ってんじゃねーよ。
おいらトイレしたいんだ。
.07 2006 ねこ comment0 trackback0

惑星ソラリス


СОЛЯРИС 1972年露

アンドレイ・タルコフスキー監督
出演
ドナータス・バニオニス
ナタリア・ボンダルチュク

 謎を秘めた惑星ソラリスの研究施設、ソラリス・ステーションに赴任した心理学者クリス(バニオニス)は、そこで死んだはずの妻ハリー(ボンダルチュク)と再会する…
ポーランドのSF界の重鎮、スタニスワフ・レムの名作を
ソ連の巨匠タルコフスキーが映画化した傑作。

 昨日の記事にも書いたとおり、角川書店の「世界名作シネマ全集」でDVDを入手、LDプレーヤーが壊れて以来久しぶりに観ることができた。

 2時間40分の上映時間を、アメリカ映画にはありえないスローペースで進めていく手法はさすがにタルコフスキー。未来都市を走るバートンの車からの眺めを延々と写すなど、凡人にはどうでもいいと思えるシーンが多く、そこがタルコフスキーのタルコフスキーらしいところなのだが、それでついていけなくなる観客も居るのではないだろうか。クリスがソラリスに到着するまでに50分くらいかかってしまうというのもすごい。

 この映画は、まずキャストが素晴らしい。初めて観た時原作を先に読んでいた私は全く違和感を感じなかった。
 クリスの死んだはずの妻ハリーを演じるナタリア・ボンダルチュクが素晴らしい。撮影当時わずか18歳だったそうだが、堂々たる演技と、そしてなによりその美貌にはもはや言葉すら見つからない。
 レムの原作の設定を生かしながらタルコフスキー節を仕掛けておいてちゃっかり自分の映画にしてしまっているところはさすが。音楽や音の使い方の素晴らしさもこの監督ならでは。
 いまさら私がくどくど述べてもしょうがないが、さまざまなメタファーを感じさせる意味ありげな映像もこの映画の魅力である。

 しかし私はタルコフスキーファンとしてよりレムファンとしての気持ちのほうが強いので、レムがこの映画に対して感じた不満もよくわかる。映画のクリスは科学者としてはどうだろう? サルトリウスに「義務を果たせ」といわれるのもむべなるかな。
 それと、クリスの母。原作に1行の記載もないこの人物が、映画ではきわめて重要で、ハリーを死なせた原因のひとつであることは間違いない。
 最後のほうで熱に浮かされたクリスの夢に母が出てきてハリーは出てこないあたり、母離れできずハリーを苦しめたクリスを暗示している。レムの作品にこんな弱い男は出てこない。
 さらにはあのラストシーン。これはいくつも解釈しようのあるシーンなのだが、クリスがソラリスの作り出したまやかしの故郷に憩いを見出した、と考えると、やはり主人公クリスの性格の弱さが気になる。クリスの父が言うように彼は宇宙飛行に向いていない、ということになる。
 ところで私はあのラストシーンこそこの映画の最大の欠点だと思っている。「ノスタルジア」でも同じことをやっているわけだが、あの映画ではあの幻視が主人公に帰するものであるのが明白なのに対して、「ソラリス」のラストシーンはクリスによる幻視なのか、それともソラリスの海による実体ある形成物なのか不明なので、何通りもの解釈が可能になってしまう。下手をすると怖がらせたいがためのあざとい終わり方に見えてしまう。

 なんだかんだ書いたが、それでもやはりSF映画のベスト作品である。今度観た一番の感想は「もっと長くてもいいんじゃない?」であった。クリスとハリーの心の葛藤がもう少し掘り下げられてもよかったかな、と思った。
.04 2006 映画(欧州・アジア) comment6 trackback1

「世界名作シネマ全集」第6巻


 角川書店が発売している「世界名作シネマ全集」は、毎号2作の映画のDVDが収録された書籍である。
 その最新第6巻に、上の写真でもお分かりのとおり、レム原作、タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」が収録されているのだ!
 「惑星ソラリス」は現在IVC版という2枚組みが発売されているのだが、6090円という高額。(…って私は昔LDを12500円で買ったけど)なかなか買えずにいたらこのセットが発売になると聞いて発売を待っていた。おまけにチャールトン・ヘストンの「猿の惑星」もついてきて3480円。う~んお買い得!

 早速買ってきて、見てみると昔買ったLDとほぼ同じ画質のようだ。字幕はLDとはちょっと違っている。レターボックスサイズ(フルモード収録)にはなっていないし、字幕もOFFできない仕様。要はアナログBSを録画、あるいはLDをダビングしたみたいな感じである。
 それでもいい。LDが壊れて久しい今、この映画がまたTVで観れる喜びは大きい。映画自体は後日レヴュー予定。

 でもなんでカップリングが「猿の惑星」なのかな~?
いや、名作だというのは認めるんだが…
「SF映画の傑作」というくくりなら「2001年」あたりと組んだほうがいいような…でも重過ぎるかな?
 ちなみに「2001年宇宙の旅」は「インデペンデンス・デイ」とカップリングで7月発売だそうな。
 「タルコフスキー監督作」のくくりにして、「ストーカー」か「ノスタルジア」とカップリングなら最高だったんだけど…
.03 2006 映画(欧州・アジア) comment0 trackback0

25年

 昨日、3月1日は公立高校の卒業式の日だった。
 私が高校を卒業したのは1981年のことである。ほんのこの間のような気がするが、もうあれから25年もの歳月が流れたのだ。四半世紀である。

 若い頃は、何でも知っていたくていろんな本を読んだ。音楽や、映画も。
 今でも会社の後輩たちに「piaaさんは博識」だと言われるけど、それはこういうことの積み重ねで、仕事以外の知識が人より多いだけのことなんだろうと思う。

 それにしても25年、9131日の間に私は何をしてきただろう。
 20年前の春、この街に戻り、就職した。
 15年前の春、婚約していた。
 13年前の春、長女のRINRINが生まれ、
 11年前の春には次女のMINMINが生まれた。
人並み以上に幸福な日々を過ごしてきたかもしれない。

 いつの間にか40歳を過ぎて、心なしか髪の毛も薄くなりだしたし、腹も出てきた。(まだ30代後半に見られますが。これホントだよ)
 でも気持ちは卒業した日の青年のままだ。まだまだいっぱい本を読みたいし、音楽を聴きたいし、映画を観たいと思っている。

 そういえばブログをはじめて今月でまる一年になります。いつも見ていただいている方々、ありがとうございます。今後もよろしくお付き合いください。
.02 2006 日記など comment0 trackback0
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