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おばけ探知機


同僚が運営しているここのブログで紹介されていた怪作PC周辺機器。厳密には、USBメモリーの機能がある機種とない機種があるようで、USBにつながないものはPC周辺機器ではないのだが。
 こいつは幽霊などの未知のエネルギー体が引き起こす微弱な磁界の変化を感知して知らせてくれるというおせっかいな商品である。光り方でその幽霊が弱い霊なのか強力な霊なのか、浮遊霊か自縛霊か、よい霊なのか悪霊なのかまでわかるというスグレモノ。
 効果のほどはわからないが、例えば夜部屋に置いていて、これが鳴り出したら、一体どうしたらいいのだろう?
 幽霊なんかまったく信じていない私も多分びびるぞ。
 第一、対抗策のない相手を検出できてもどうしようもないと思うのだが。同時におばけ撃退スプレーかなんかも売るのならいいけどね~
 なんとなくこの機械のデザイン自体おばけっぽくていい。興味のある人はここなどで発売中。
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.31 2005 PC/家電/カメラ等 comment0 trackback0

鍋島雅治・はしもとみつお 築地魚河岸三代目 第14集



 今月は暑さと忙しさで本を読む気にならず、すっかりコミック・アニメ月間になってしまった。
 そのコミック・アニメ月間の最後を飾るのは「築地魚河岸三代目」。築地の魚市場の中卸の、入り婿で食いしん坊の三代目・旬太郎が日本中の魚を食い尽くすという、「ビッグコミック」で連載中の、人情喜劇である。
 この第14集ではイタリア帰りの洋食屋の跡取り息子・唐沢くんのエピソードを中心に、いつも通り薀蓄を傾けながらもグルメマンガにありがちな嫌味に陥らない、安心して読めるストーリーが展開する。作画担当のはしもと氏の絵もとても暖かくやさしいタッチで好感が持てる作品である。

 実は原作者のN島氏(いまさら伏字にしてもしょうがないが)は私の高校時代からの友人で、たまに帰ってくるとかならず遊びに来てわが家の娘たちにからかわれているし、時々東京から電話してきてはうちのかみさんに「ナントカって魚は九州ではどんな風に料理する?」とか取材しているようである。
 彼の人のよさがにじみ出たこの作品もうちの女どものお気に入りである。

 刺身や鮨や、魚料理が好きな人はぜひ一度読んでみると興味深い作品。そうでなくても、グルメマンガとして押し付けがましく断定的で「そんなん庶民の口に入らんだろ!!」とツッコミたくなる「美味しんぼ」などよりはるかに良心的なよい作品だと思うのでぜひ読んでやってください。
 
 15集が今日発売だって!コミック月間は、終わらない。
.30 2005 コミック comment2 trackback0

安彦良和 機動戦士ガンダムThe Origin 第10巻



 第9巻に引き続きシャアとセイラ兄妹の運命を描く最新巻。キャスバルとアルティシアはテアボロ・マス氏に引き取られ、エドワウ、セイラという新しい名前で生活していたが、母の死を知ったキャスバルは復讐を胸にジオンへ向かう。そのジオンではドズルがランバ・ラルや黒い三連星を使ってモビルスーツの開発に力を入れていた…
 今回もまったくオリジナルのストーリーが展開、安彦節が爆発である。安彦氏はよほどハモンがお気に入りと見えて、今回は彼女の存在はストーリー上重要ではないが、登場シーンは印象的でこの巻のアクセントになっている。
 キャスバルとアルティシアがテキサスで出会った青年、シャア・アズナブルが、キャスバルの運命を大きく変えることになるのだが…でもそれなら、もともとジオンのシャアはセイラにとっては旧知の人物なわけで、第2巻でシャアに出会ったセイラはキャスバルかシャアかとっさにはわからなかったのだろうか?
いや、それよりもそのシーンでアムロが「セイラさん」と呼んだのにシャアは何故すぐにアルティシアだとわからなかったのだろうか?
 引き続き現在は一年戦争開戦へ向かう「開戦編」が連載中。ルウム戦役なども描かれるのか?ララァの登場は?早くつぎ読みたい。
.27 2005 コミック comment2 trackback1

機動戦士ガンダム 三部作



 休みの日、RINRINに「今日BSでガンダム一挙放送だよ」と聞いてあわててDVDレコーダーで録画した。
 この映画「機動戦士ガンダム」は日本サンライズ製作、富野由悠季監督で1979年から80年にかけて放送された全43回のTVアニメを編集してそれぞれ140分の3本の映画にした、とんでもない作品である。われわれ現在40歳前後の世代はガンダム世代とも呼ばれ、われわれの世代の男性は大抵何らかの形でこの作品の影響を受けている。そういう意味では「スターウォーズ」に匹敵する作品。その後のアニメに与えた影響も計り知れない作品である。

 いまさら私がストーリーとかを述べる必要はないだろうが、今回久しぶりに観て感想を言うなら、まず絵が荒い。先日書いた「ヤッターマン」の方が平均的な絵のクオリティは高い。タツノコのほうがカネを持ってたんだろう。
 それとやはりところどころ古いところや誤った所もある。「機械好きで有名な」アムロの部屋にはパソコンもない。ガンダムの操縦マニュアルが印刷物というのもヘンだし。それに衛星軌道上でこんな激しい戦争をしてたら宇宙船は飛べなくなる。そう、スペースデブリ問題が深刻なはず。
 ついでに宇宙に出たホワイトベースとキャメル艦隊の戦闘は相対速度が最低でも秒速16km近いはずなので物理学的には不可能である。
 しかし、戦争アニメとしてかなりリアルな作品なのでSFとしての不都合はあまり気にならない。ジオン兵はホワイトベースを「木馬」と呼び、アムロたちはエルメスを「とんがり帽子」と呼ぶあたりの細かいリアルさがいい。そして何より、戦争に善も悪もなく、そこには悲惨と、無意味に断ち切られる善意や愛がある事をちゃんと描いたはじめてのアニメ作品であった。
 「愛」がテーマです、と言い切りながら大量殺戮を繰りかえし、乗員は全員日本人だし、しまいには死を美化しながら特攻していくという歪んだ旧日本帝国的アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を過去のものにした功績も大きい。と言うか私はもともと「ヤマト」は軍国主義的・右翼的でキライなのだが。

 最後の方の「ニュータイプ」と言う概念の提示で物語がわかりにくくなったとは思うが、宇宙に住むようになった人類に意識の変化が起こってくるのはある意味当然なのだと思う。そういう新しい人類はアムロとララァのようにもっと理解しあえるのだろうか。
 それとも古い世界のしがらみから抜け出せないまま闘わざるをえないのだろうか、アムロとララァのように…

 冒頭のサイド7へ侵入するザク部隊からラストのア・バオア・クーの戦いからの脱出まで7時間。
キミは生き延びる事ができるか?
.23 2005 アニメ comment2 trackback0

バーンスタイン:ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番・16番



 最近暑さのせいか本を読むより音楽聴いたりDVD見たりしている事が多い。片方ではDVDでアニメを見たりコミックを読みながら、一方ではなんだかクラシック聴いてたりとかする。そういうアンバランスな季節である。夏ってのは。
 私はベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲、特に14番から16番の3曲は、彼の最高傑作であると考えているが、このCDはそのうちの14番と16番を、アメリカの名指揮者バーンスタインが指揮するウイーン・フィルが弦楽合奏で演奏したという、クラシックの世界ではちょっと珍しい色物アルバム。ずいぶん前に買ったのを引っ張り出して久しぶりに聴いてみた。
 これは素晴らしいCDである。ベートーヴェンと言うと「運命」や第9交響曲のような暑苦しく押し付けがましい音楽という印象があるが、ここで聞ける音楽はそういう一般的なイメージのベートーヴェンの音楽を煮込んで上澄みにしたような透明なもので、それがさらに弦楽合奏で演奏される事によって、あたかも宇宙が鳴っているかのように壮大で、かつ静謐な音楽として響くのである。
 で、このCDは宇宙ものSFを読みながら聴いてみたりするとぴったりきそう。
現在は1800円で売られているようだ。
.23 2005 クラシック音楽 comment0 trackback1

ヤッターマン



 最近ギャオで「タイムボカン」を見てすっかり気に入ったMINMINのリクエストでTUTAYAから借りてきたのが「ヤッターマン」。1977年の放送だそうで、30年ちかく前になるのだ。
 言うまでもないがヤッターマンのガンちゃん・アイちゃんと悪玉トリオ・ドロンジョ・トンズラ・ボヤッキーのシチュエーション・コメディである。今見てもそのナンセンスぶりは素晴らしい。マンネリズムを極めた異色の名作である。
 さて、最近は「キャシャーン」や「キューティーハニー」のように実写映画化されるパターンが多いが、このヤッターマンやタイムボカンも映画化したらいいかも。

 そこでキャストを考えてみた。
以下 ハリウッド版「ヤッターマン」
ドロンジョ 二コール・キッドマン
トンズラ  ニコラス・ケイジ
ボヤッキー シルヴェスター・スタローン
なんてのはどうだろう。ドロンジョ役あたりははまっていると思うが。(ハマリすぎかも)

韓流版「タイムボカン」
丹平ちゃん ウォンビン
淳子ちゃん ソン・イェジン
マージョ  チョン・ジヒョン
猟奇的なマージョ。

皆さんもいいキャストの案があったら教えてね
.18 2005 アニメ comment3 trackback1

武満徹 カトレーン/鳥は星の庭に降りる



 先日福永武彦の「死の島」を読んでいると、この小説の中に主人公が、フィンランドの作曲家シベリウスの作品を論じる所があったので、ちょっとシベリウスを聴きなおしてみようかなあと思ってわが家のCD棚を探していた時、このCDが目に入って久しぶりに聴いてみた。
 武満徹はリゲティやメシアンと並んで20世紀後半を代表する世界的作曲家。おそらく世界中のオーケストラで一番取り上げられる事の多い現代作曲家である。映画音楽でも黒澤明の「乱」など有名。このCDは小沢征爾がボストン交響楽団を指揮したもので、「カトレーン」はクラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの四重奏とオーケストラの協奏的作品。「鳥は星の庭に降りる」は5音音階を多用した管弦楽曲。
 調性もメロディもない(と言っていい?)現代音楽なので、初めて聴く人は戸惑い、あるいは拒否反応を起こすかもしれないが、この、独特の音のたゆとう静謐な世界に身を任すと、他のどんな音楽にもない美と、日本的なわび・さびのような感情または空間の広がりを感じることができる。一度その快感に触れるとやめられなくなる音楽である。
 このCDは余白に「ヴァレリア」など室内楽曲4曲を収めた武満入門者には好適な一枚。ただ今販売しているこのCDのジャケットはあんまりでしょう。もっとイマジネーティブなジャケットにして欲しいなあ。私の持ってるのは10年前に買った奴でもうちょっといいデザインだった。
.15 2005 クラシック音楽 comment0 trackback0

son*ima 小さな惑星



 ブログを通じて知り合ったmanimaniさんの主宰するユニットのデビュー作で5曲入りのミニアルバム。
 ボーカルのkomamuさんと、サウンド全般からアートワーク、営業までこなすtakafu=manimaniさんのたった二人のユニットである。
 5曲はいずれもシンプルなサウンド(とはいってもギター一本とかそういうのではなく、よく聴くとなかなか凝ったサウンド。takafu=manimaniさんがすべての楽器を演奏しているそうだ)で落ち着いたバックトラックに、komamuさんの可憐なヴォーカルが乗って独自の世界を描き出している。
 全体にやさしく繊細なイメージが展開するが、なかでも2曲目の「クレヨン」は傑作。夏の夕暮れのような、爽やかでありながらどこかダークなイメージが広がる。アレンジも秀逸。この曲を聴くためだけにでも買っていいと思う。
 その他ジャケット写真やデザインなども中身の音楽とぴったりマッチした秀作。
 気になった点をひとつあげておくと、冒頭のストリートノイズのSEがちょっと長すぎるような気がした。

このCDは9月中旬店頭発売。現在はson*imaのHPで販売中。送料込み1400円。
.12 2005 J-POP comment3 trackback11

宇宙戦争



War of the Worlds
2005年 米

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ
   ダコタ・ファニング

 やっと今日観てきた。ウエルズの原作は先日読んでいたが基本ラインはそのままで、時代を現代に置き換えている。
 主人公はアメリカ人で港湾労働者のレイ。離婚した妻から息子ロビーと娘レイチェルを預かったその日、激しい嵐と落雷の後、謎の三本足メカが地中から出現し、無差別攻撃を開始する。レイは子供たちを連れて逃げる。
 原作と同じように、逃げるレイだけを追いかけていくこの映画を観るわれわれは、レイが放送やうわさ話から得るのと同じ情報しか得る事ができない。フツーのSF映画なら政府や軍の動きを見せてくれるものだが、この映画でわれわれはレイが見聞きする以上のものを見る事ができない。この不自由さは原作の素晴らしい所でもあったが、映画もこのアイディアを生かして緊迫感のあるパニック映画になっている。
 フェリー乗り場のパニック、トライポッドを迎え撃つ軍の絶望的な戦い、宇宙人の「胃カメラ」との追いかけっこなど見所も満載。
 スーパー子役のダコタ・ファニングが素晴らしい。あんまり可愛いとは思わないが、信じられないほどの演技力である。「今ハリウッドで一番稼ぐ女優」と言うのもダテではない。

 さてSF映画なのだから当然ツッコミどころもあり。
 ★もし本当にあのトライポッドが大昔から埋まっていたんなら、それまでに何個かくらいは発見されてたはずでは?
 ★最初の落雷の後、車や携帯も含めて電子機器が全部イカレたはずなのに、ビデオカメラで撮影してる奴がいたぞ
 ★こんな状況になってもレイチェルに残虐シーンを見せまいと努力するレイ。アメリカ人の父親ぶりは(ダメオヤジでも)徹底しているなあ
 ★大阪ではトライポッドを何体か倒したらしい。さすが大阪人のパワーは宇宙人をも圧倒したか。でも一体どうやって?それにこの情報のソースはナニ?

 …しかし今回映画館で一番驚いたのは上映前に流れた「キングコング」予告編に出てきたピーター・ジャクソン監督だ!
激ヤセだ!ゴラムみたいにフルCGにしたのかと目を疑ったぞ!
.11 2005 映画(ハリウッド) comment2 trackback0

イアン・フレミング 007は二度死ぬ



 ショーン・コネリー主演、浜美枝、丹波哲郎共演で映画化されたのをごらんになった方も多いと思うが、これはあの映画の原作。
 007がある事件の捜査に日本へ来て、カルチャーショックを受けながらも事件を解決するというもので、シリーズの中でもいろんな意味で異色の作品である。
 映画の製作された順番と原作の順番が違っている上、映画のほうは一本一本独立した話として作ってあるが、原作は前作「女王陛下の007」のラストを受けて、妻を殺されたショックから落ち込むボンドが描かれていたりして映画とはずいぶん違う感触である。
 日本の描かれ方がこの時代の欧米の作家が書いたものとしてはとてもまとも。中国と一緒くたにしたりしないでなかなか正確な記述がされている。もちろん細かい所では間違いや不自然な所もあるけどそこはご愛嬌。
 ボンドの宿敵プロフェルドは日本に、毒性の強い動植物を持ち込み、今風に言うなら「死のテーマパーク」を作り、自殺希望者を呼び寄せては死なせたり、殺したりしているのである。
 最近ネットで自殺志願の若者を探しては次々に殺していた男がいたが、殺人狂の考えることは今も昔も変わらないのだろうか。
 この作品は全体に重苦しく、このシリーズらしい爽快感に欠ける嫌いがある。熱心な007ファン向けの作品だと言えそうだ。
 それにしても最後プロフェルドを倒すが記憶を失う007。福岡県の島で数年をすごすことになるが、子供ができたような事が書いてあったような…

 私が読んだのはかなり古いハヤカワ・ポケットミステリ版。その後文庫で同じ訳者(井上一夫訳)で改訳版が出ているが、ぱらぱら見たところでは大差ないようだった。
.10 2005 ミステリ comment0 trackback0

ORCA LIVE


今年もOrca Liveがはじまっている。
これはカナダのハンソン島という、シャチの生息地から夏の間、海上、海中のカメラでシャチが通りかかるかもしれないのを24時間ネットで中継しているサイトで、運がよければ泳いでいるシャチやクジラの姿を見たり、その素晴らしい歌声が聴けたりするというサイトである。
 私は一昨年から見ているが、シャチがいない時でも美しい風景や魚を見れるのでとても好きなサイトである。ただし時差の関係で昼夜逆転してるので注意。
 ここに住んでいるシャチたちはレジデント・オルカと呼ばれる定住型のシャチで、魚しか食べない平和主義者である。「Deep Blue」に出て来たオットセイやクジラを襲う凶悪シャチではないのでシャチなんて怖いなんて思わずに安心して見て欲しい。
視聴にはRealPlayerが必須。
.09 2005 PC/家電/カメラ等 comment0 trackback0

幸村誠 プラネテス ♯1,2


写真は第2巻。
 「モーニング」に連載されていた近未来宇宙飛行士マンガ。時代は2075年。主人公ハチマキはデブリ(宇宙ごみ)回収業者。この時代、20世紀からの乱脈な宇宙開発のせいで地球周辺の軌道上はごみだらけである。これらのごみは地球周回軌道上を第1宇宙速度(秒速7.9km)というとんでもないスピードで飛んでいるので、とてつもなく危険である。そこでデブリ回収業などという職業があるわけで、多分近い将来、現実にこの業態が発生するに違いない。このアイディアだけでも素晴らしいが、この作品は徹底したリアルさで他のSFマンガとは一線を画している。
 連載時はちらちら見てただけだし、昨年アニメ化されたものも少ししか見なかったが、いつかちゃんと読もうと思って古本屋で慣れないマンガコーナーを捜したが、なかなか見つからなかった。ついに普通の書店で2巻まで買ってしまった。
 作者の幸村誠はこれがデヴュー作で、第1巻の初めは絵が非常に不安定で、ハチマキの顔が後の方とまったく違うのがちょっと残念だが、ストーリーの展開、キャラクターの配し方など見事。特にヒロイン、タナベの登場を2巻の途中まで待たせるのはニクイ。
 すべてを捨てても宇宙へ飛び出して行きたいハチマキと、そこには愛がないと言うタナベ。この後どうなるのか、早く続きを買ってこなくちゃ。
.06 2005 コミック comment6 trackback1

CASSHERN



2004年 日本
出演:伊勢谷友介
   麻生久美子
   唐沢寿明
監督:脚本:紀里谷和明

 タツノコプロの往年の傑作アニメ「新造人間キャシャーン」を元に気鋭の映像作家で宇多田ヒカルの旦那さんとしても有名な紀里谷和明氏が監督した作品。
 公開当時から賛否両論が飛び交った作品で、いろんなサイトなど見ても、観るに耐えないといったものから絶賛するものまで意見がまちまちである。その意見の違いは映像的な物と、大上段に振りかぶったメッセージ性をどう捉えるかで大きく違ってくるようだ。
 映像の部分・SFの部分で言うと、いたるところでCGを使っているがなんとなくチープで、この監督が撮った宇多田のPV「travering」そっくりな部分もある。
 アニメのイメージを引きずった映像も気になる。新造人間として生まれ変わった鉄也がロボット軍団と戦うシーンはCGの荒さとあいまって思わず失笑してしまうし、あの最終兵器のダサさには開いた口が塞がらない。まるで蒸気機関で動く巨大ロボット。最終兵器なんだからもっと禍々しいものか、恐ろしく洗練されたものにしてほしかった。
 新造人間のできるきっかけにもなったあのメカ落雷はいったい何なのか、鉄也とブライたちは何故超人的な力を持ったのか、(その割には宮迫はちっとも強くなかったが)そこのところはまったく説明しないところも不親切。
 
 この映画の持つメッセージは、すべての争いを否定したいのだが、そうすると人間生活が成り立たないというジレンマを訴えているようだ。
 めちゃめちゃナイーブだ。そういうガキっぽい感傷でこれだけの映画を作っちゃうんだからパワーがあるのは認めざるを得ないかな。

 俳優は皆さん熱演。寺尾聡の屈折した東博士も、唐沢寿明の熱血ブライも、一癖あるミッチーもいいが、アニメ版と見事にイメージをあわせてきた麻生久美子のルナが最高。

 とても暑苦しい映像の映画なので冷房を効かせた部屋で観よう。それと暴力・残酷シーンあるので注意。
.05 2005 映画(日本) comment1 trackback1

福永武彦 死の島



 初めて読んだとき、大変な衝撃を受けた作品。あれは高校生の時だったので今回約25年ぶりに読んだことになる。やはり同じような衝撃を受けた。レヴューを、ネタバレなしに書くのが非常に難しい作品であるが、一人でも多くの人にこの作品のことを知ってもらいたいと思うので、とにかく書くことにする。

 昭和29年1月23日。都内の小さな出版社に勤める小説家志望の青年相馬鼎(そうまかなえ)は、懇意にしている画家、萌木素子と彼女の同居人の相見綾子が旅行先の広島で服毒自殺を図った事を知らされ、急行列車に飛び乗る。
 上下巻で900ページもの分量を持つこの大作は、この日の相馬鼎の行動をトレースして行く部分と、彼の回想、彼の書きかけの小説、素子の意識を描き出す「内部」、そして「或る男」のこの日の行動という、別々の5つの部分を平行して、あるいは順不同に描いて行くという前衛的な手法で書かれている。
 原爆の被災者である素子は、そのときの強烈な体験から、今で言うPTSDに苛まれている。装丁の仕事を依頼しようと素子を訪ねた相馬は、そこで素子と、彼女と同居している普通のお嬢さんらしい綾子と知り合い、友人になる。素子と綾子の両方に惹かれだした相馬はこの二人をモデルにした小説(主人公の名前はM子とA子)を書き始める。

 とにかく全体にきわめて複雑な構造をもった作品である。素子と綾子の両方に惹かれてしまう相馬はやがて、現実の素子と虚構のM子、綾子とA子を同一視してしまう。相馬が素子や綾子から聞いた話と、彼の想像した小説が等価に並べられる事になるために、相馬同様読者も現実の素子や綾子と虚構のM子とA子が重なり合い混乱をきたす。
 
 闇に飲み込まれていく素子の心情と原爆被災時の状況をフラッシュバックするかのように描く「内部」では繰り返し「馬鹿な人だ、相馬さん」と言う言葉がリフレインされ、相馬の出方次第では素子を救えたのではないかと示唆する。そして、おぞましい原爆の記憶…
 さらにあちこちにちりばめられたシベリウスの音楽、ベックリンやムンクの絵画、玉堂の南画、「茶の本」、キリスト教のイメージなどが響きあう強力にイマジネーティブな作品である。

 時代背景の採り入れ方が絶妙。昭和29年という、表向きには戦争の傷跡の癒えだした時代に、戦争で被災した人々はまだ青年で、新幹線も走っていない。相馬は急行列車で16時間かけて広島まで赴かねばならない。その16時間の間の心の振幅を、飛び飛びの回想で表現するという、小説としての技量の高さには感服する。
 前衛的な構成とは裏腹にとても平明な文章と、魅力的な登場人物を配することで非常に読みやすく、読んでいると複雑な構成も気にならなくなる。

 そして幕切れ。多分作者も悩んだとは思うのだが…反則という声もあるだろうが、読んでみるとこの決着しかありえない、と思う。どういう決着なのかはぜひ読んで確かめてみて欲しい。
.03 2005 日本文学 comment4 trackback0

スターウォーズ・ゲームあれこれ vol.2



スターウォーズ・リパブリック・コマンダーはスターウォーズの最新のゲームのひとつ。プレイヤーは共和国軍の兵士になってクローン戦争を戦う。この体験版は四百数十MBもあるのでダウンロードが大変だが、ウーキーの住む惑星キャッシーク(エピソード3の映画でヨーダがチューバッカとともに戦ったあの星だ)のステージをプレイできる。プレイヤーは3人の部下を率いて敵に捕らえられているウーキーの長老(?)を救出しなければならない。
 部下がやられそうになったら助けてやらないといけないし、弾が切れると強力な武器が使えなくなるし、敵はバンバン出てくるし、おまけに体験版は英語なので指示される内容がピンとこないのでなかなか先に進めない。まごついているとあっという間に撃ち殺されてしまう。一兵卒の悲哀を感じるゲームだ。
 グラフィックがとても美しいが、その分パソコンのグラフィックボードが相当いい奴でないとまともに動かない。ピクセルシェーダーとかいう機能が搭載されたグラフィックボードが必要らしい。多分市販のメーカー製パソコンではまともに動かないだろう。わが家のポンコツPCではちゃんと表示できなかった。そろそろグラフィックボードも買い替えが必要か?
.02 2005 スター・ウォーズ comment0 trackback0
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