宇宙大作戦/タロス星の幻怪人
2007-10-25-Thu-22:46
ジェイムス・ブリッシュ 宇宙大作戦・暗闇の悪魔
2007-05-14-Mon-23:25
スタートレック・ディープ・スペース・ナイン/伝説の時空へ
2006-12-30-Sat-00:21
Star trek:Legacyをプレイする
2006-12-20-Wed-13:18
スタートレック・ボイジャー/プロメテウスの灯を求めて
2006-11-04-Sat-00:02
スタートレック・エンタープライズ/覚醒する恐怖
2006-10-30-Mon-00:25
ジェイムス・ブリッシュ 宇宙大作戦・メトセラへの鎮魂歌
2006-10-06-Fri-00:46

ジェイムス・ブリッシュによる、TV版「宇宙大作戦」のノヴェライズの第5集。
表題作「メトセラへの鎮魂歌」はTV版の邦題が「6400歳の恋」というエピソードで、TVで観たときも、とても印象的だったエピソードである。
エンタープライズ艦内でリゲル熱という伝染病が発生、特効薬のライタリンを手に入れないとエンタープライズは全滅してしまう。ライタリンを探して訪れた惑星でカークたちはこの星に住むフリントと言う男性と出会う。カークたちがフリントの住居を訪れてみるとそこには未発見のダ・ヴィンチの絵画やブラームスの楽譜があり、そして美しく聡明な若い女性レイラがいた。カークとレイラは惹かれあうが…という物語なのだが、実はレイラはアンドロイドだったという驚くべき結末で、しかもこのレイラ、ある意味でのちのデータよりも進んでいるのではないかとも思われる。
下の写真はTVシリーズのこのエピソードからのワンシーン。

そのほか自分の星が滅んでもなお仇敵を追い続けるという、「最後の戦場」、かつて愛したカークに殺意を抱く女性ジャニスがとった驚くべき行動を描く「生命体交換」、生存不可能なはずの惑星に住む人々はある種のウイルスに感染していたという「二度目のエデン」など、アメリカSFの見本市のようなシリーズである。今回は何本かTVで観たおぼえがある作品があった。「エデンへの道」は画面に出てくるキャラクターががあまりにも古臭かったので、小説の方が楽しめた。
ジェイムス・ブリッシュ 宇宙大作戦・見えざる破壊者
2006-09-23-Sat-23:28

ジェイムス・ブリッシュによる、TV版「宇宙大作戦」のノヴェライズ。驚くべきことにこのシリーズは、TV版のすべてのエピソードを小説化している。
この「見えざる破壊者」はその第1集(日本での発売順は4番目だったらしい)で、七つのエピソードが収められている。大体1作40ページくらいのボリュームである。
…で、どれもTVで見た覚えのない作品ばかりである。DVDの収録作品と照らし合わせてみるとこの本に納められたのは第1シーズンの冒頭の方のエピソードのようだ。
ロミュランの戦闘艦との息詰まる攻防を描く表題作「見えざる破壊者」はスペース・オペラとしての魅力が詰まっているが、やはりこれはスター・トレックの世界とはいえない。
この本の中で一番興味深い作品は「ミリ」。これはへびつかい座70第4惑星を調査したカークたちの前に現れた住人たちはあるウイルスに感染していた。彼らは子供の間は数百年間ゆっくり成長するが、大人になると発病し、発狂して攻撃的になったあと死んでしまうのだ。カークたちが出会った少女(少女だが実は400歳だ!)ミリは発病直前であった。しかしカークたちにも感染の兆候が…と言う物語。廃墟となった街に、子供たちだけが住んでいるこの惑星はストルガツキーの「蟻塚の中のかぶと虫」に出てくる「死せる世界」作戦を髣髴とさせる。もちろんスタートレックはあんなにペシミスティックではないが。
最後に収められた「王たるものの良心」がまたとてもスタートレックらしい作品。かつてある惑星で住民を虐殺したコドスと言う男をカークの友人が見つける。コドスはシェイクスピア俳優カリディアンとして生きていたのだ。彼を追い詰めるカークの前に立ちはだかったのは…という物語なのだが、SFとシェイクスピア劇を絡めてしまうあたりはスタートレックならではと言えるだろう。
…ところでトレッキーの間ではシェイクスピアはクリンゴン人だったという説がある。シェイクスピアはクリンゴン語で読むのが最高なのだそうだ。ホントかなそれ。
スタートレック・ボイジャー/生命体8472
2006-08-10-Thu-01:25

スタートレック・ボーグ・ボックスに収録されていたエピソード。
遠いデルタ宇宙域を地球に向けて航行しているUSSボイジャーは、ボーグ・キューブの大群に遭遇するが、ボーグたちはボイジャーを無視して飛び去ってしまう。ボーグたちは生命体8472と呼ばれる謎の異星人と交戦中で、しかも無敵のはずのボーグたちが圧倒されていたのだ。ボイジャーも生命体8472の攻撃を受け危機に陥る。ボイジャーのジェインウェイ艦長はボーグに生命体8472に対抗するために同盟を結ぼうと提案するが…
このエピソードのもうひとつ興味深いのは「セブン・オブ・ナイン」が登場する事である。セブンはボーグ艦からボイジャーに派遣されたボーグのひとりで、同化された地球人の女性である。結局彼女はボイジャーに一人で取り残され、ボーグの集合意識から切り離されてボイジャーのクルーになっていく事になる。その驚くべきプロポーションで男性ファンが多いキャラクターである。
前後編で90分、かなりの見ごたえである。(このボーグ・ボックスには90分ものが6本も入っているのだ)最強の敵として登場してきたボーグの、さらに上を行く戦闘力を持ち、しかも凶悪な生命体8472にどう対抗するのか、また、考えるだけでもきわめて危険なボーグとの同盟関係はどう保つのか、よく練られた見事なシナリオで素晴らしい。映像も「これがTVドラマ?」とあきれるほどの素晴らしさである。生命体8472がエイリアンっぽいところも、即効性ありすぎのナノマシーン攻撃も多めに見ちゃおう。週一回製作するTVドラマでここまでやっちゃうなんて。アメリカってすごい。
スタートレック ボーグボックス
2006-07-25-Tue-01:30

スタートレックはアメリカの超有名SFテレビシリーズ。SFテレビ映画の草分け的存在で、これまでに5つのTVシリーズ(約700回分)と10作の劇場用映画が製作されている。今年で40周年だそうでいろいろな企画が進行しているようで、以前紹介したスタートレック・ベストエピソード・コレクションもそのひとつらしいのだが、DVDの発売予定としてはテーマ別の4種のボックスが目玉で、その第1弾がこの「ボーグ・ボックス」である。
ボーグとは、スウェーデン人でもクネクネしたゲイのダンスでもない。はるかな銀河の向こう側からやってきた半分生物、半分機械の宇宙人で、遭遇する生命体を次々に同化していく。生物に出逢うとボーグは相手にナノマシーンを注入し、このナノマシーンはあっと言う間に相手の体内で増殖し、オーガニズムを改造して相手をボーグにしてしまう。非常に高い技術を持っていて、たった1隻のボーグ・キューブと呼ばれる立方体型の戦艦に二十数隻の宇宙艦隊が全滅させられた事があるほどである。ビーム攻撃などは数回受けると順応してしまうので倒すのは至難の技である。
その強敵・ボーグの登場するエピソードを集めたのがこのボックス。DVD4枚に14エピソード、12時間に渡って収録されている。ファンならコンプリートのボックス買えよという人もいるだろうが、TVシリーズってやつはどうしても玉石混淆なのでこういう傑作選を見たほうが手っ取り早い面は否めない。
早速冒頭の「覚醒する恐怖」を観た。これは最新シリーズながらカーク船長よりも前の時代の物語、「エンタープライズ」のエピソード。映画「ファースト・コンタクト」で21世紀にタイムトラベルしてきたピカード艦長のエンタープライズEが撃破したボークの宇宙船「ボーグ・スフィア」は北極圏に墜落していた。約100年後、調査班が凍ったままのボーグを2体発掘する。蘇生したボーグは調査班を同化し、輸送船を奪って宇宙へ。それを阻止すべくアーチャー船長のエンタープライズNX-01が向かうが…と言う物語。
すごい。めちゃめちゃ面白い。最新シリーズだけあって映像もキレイ。エンタープライズNX-01はカーク船長のNCC-1701よりも狭くて暗くてリアル。もちろんボーグに対して予備知識の全くないアーチャーたちはこの未知の脅威にどう立ち向かうのか? 普段ピカードの「新スタートレック(TNG)」にしか興味を示さないMINMINも引き込まれて見ていた。
このあとはTNGから6本と「ボイジャー(VGR)」から7本。特にVGRのエピソードはどれも強力そうだ。
今後の発売予定を見ると「タイムトラベル・ボックス」「Qボックス」「クリンゴン・ボックス」が用意されているのだが、なぜか収録エピソードがダブっている。これはもうちょっと考えてほしかった。今回の「ボーグ・ボックス」でも「浮遊機械都市ボーグ」前後編が「ベスト・エピソード・コレクション」の第1巻に収録されていたので、どうしようか迷った挙句に買ったわけで、持ってるのがダブるのはすごく損した気がするんだよねえ。










