アーサー・C・クラーク イルカの島
上田早夕里 魚舟・獣舟

日本SFを読む第5弾は上田早夕里「魚舟・獣舟」。2009年の日本SF大賞の選考で伊藤計劃「ハーモニー」と大賞を争い、敗れたそうだ。
結論から言ってしまえばこっちの方が「ハーモニー」よりもはるかに優れている。選考委員だった飛浩隆氏がブログで選考理由を書いているのを読んだ覚えがあるが、実際の作品を読んでしまえばどんな理由をつけてもこっちのほうが優れていることは明白。芥川賞やブッカー賞などと同様、日本SF大賞ってやつも当てにならんということかな。
北野勇作 ザリガニマン

さて本来なら今日から入院するはずだったMINMINなのだが、いきなりの体調不良で2週間延期に。やっぱりしょっちゅう長崎まで往復した上に大量の血を抜かれたりで疲れたんだろうか。というわけで大幅に予定が狂った我が家である。
そこでこれの感想を書いてなかったので。日本SFシリーズ第4弾は北野勇作「ザリガニマン」。この写真では何だかわからないだろうが小説である。
伊藤計劃 ハーモニー

当ブログ今年のキャンペーン、『日本SFを読もう』第3弾は短い生涯でわずか2作の長編しか残さなかった伊藤計劃の、急逝によって図らずも遺作となってしまった「ハーモニー」。ちなみにもう一作のほう「虐殺器官」の方は未読。
小川一水 老ヴォールの惑星

なんとなく日本人作家のSFを読んでみようと思って今回取り上げたのがこれだ。
小川一水という作家はかなりの多作家で、そう言う意味では前回読んだ飛浩隆とは対照的。何冊にも及ぶような長編もいくつかあるのだが、これは4作を収めた短編集だ。
飛浩隆 象られた力

去年の秋くらいからわりとSFを読んでいるんだけど、この際日本人作家のSFをもうちょっと力を入れて読んでみようかなと思ったりしている。とはいうものの、しばらく前に読んだ円城塔(芥川賞候補になっているらしい。けっ)がひどかったりしたので何を読もうかな、と考えた挙句「グラン・ヴァカンス」が素晴らしかった飛浩隆の初期短篇集を手にとった。









